以降、約2か月にわたり毎日病院に通って放射線治療を続けたが、吉田を救ったのは、早期段階で声帯の「白板症」が見つかったことだったというが、どんな症状なのか。岐阜大学医学部附属病院歯科・口腔外科科長の柴田敏之氏が解説する。
「口の中や喉の奥などの粘膜の表面が角質化(硬化)して白く変化する疾患です。舌や歯肉、頬の内側、喉、そして食道まで様々な部位に発症します。白板症を放置すると約5〜10%ががんに変わるとされ、『前がん病変』と呼ばれます」
がん化した場合、白板症にはどのような変化が起こるのだろうか。
「白い部分が1年の間に急激に拡大した、大きく盛り上がってきた、まだらの部分に亀裂が入り、凹凸が激しくなった、出血が見られる、などの状態だと、がん化が疑われます。
さらに、白板症ができた部位によっても特徴は変わってくる。舌や頬、歯肉などにできた場合は、がん化すると刺激物が染みるなど知覚過敏を起こすようになり、喉にできている場合は、モノがつかえたり、息苦しくなるといった症状が出ます。
ただし、白板症の一部ががん化しているなど、初期の段階であれば簡単に切除することができ、術後障害も少なくて済みます」(秋津医院院長の秋津壽男医師)
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まずは白板症をいち早く見つけることが、がんの早期治療に繋がるということだ。自分で確認できるチェック項目は次の通りだ。
●白くなっている部分の面積が時間の経過とともに大きくなっている
●口の中の左右を見比べて違うところがある(色、形など)
●綿棒などで擦っても白く変色した部分が取れない
●痛みを感じないのに触るとブツブツ感がある
「思い当たるところがあれば、一度、口腔外科などを受診しましょう。早期発見には、日頃から口の中をよく観察することが重要です」(柴田氏)
しかし、吉田のように発症したのが“喉の奥”であれば、目視での確認は不可能だ。
「声がかすれたり、食べる時などに喉がつかえるなどの違和感を継続して覚えたら、消化器内科を受診してファイバースコープなどで調べてもらうのがいいでしょう」(秋津氏)
吉田はラジオ番組でがんから“甦った”と表現した。生還の最大のカギは早期発見以外にない。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20190403_1341537.html
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