「高齢者女性を性的な対象と見てしまう」
実際、今年2月に20代の男性介護士が世話をしていた60代女性に発情して性行為を迫った。これは女性側が諭して未遂に終わったが、過去には若い介護職員の男が入所中の70代女性をレイプして逮捕されたこともある。17年、90代女性が性的虐待被害で、若い男性職員を提訴してもいる。
「介護施設は一種の閉鎖空間で、通常はプライバシーを守ることから外部に情報が漏れにくい。その密室性がときに犯罪を誘発することもある」とは、施設内の問題を取材し続ける介護ジャーナリストの話。昨今、問題になっている入所者への暴力なども。
「少子高齢化がこれほど進む前、高齢者の介護は家族の役目でしたし、入居者を毎日見舞う親族も多かった。近年は介護ビジネスが広がって、家族が手を放してしまう傾向も強くなっていますし、低待遇による人手不足から、人物像を選ばず採用される介護士による不祥事も増えました。ただ、そこで起こる性犯罪はその環境の悪さだけでは説明がつかない部分もあります。『就職前から高齢者フェチだった』と告白する介護士もいるからです」
ロリコン趣味が高じて小学校教師になる話があるように、介護現場では高齢者フェチの介護士が見受けられるようになっているというのだ。これについて風俗ライターの高山登氏が解説する。
「老け専とも呼ばれるもので、精神医学的には性的倒錯のひとつだと認められています。たとえば老人の皮膚のしわや体臭などに興奮する人がいますが、そういう肉体的なものではなくマザコンやファザコンなどの延長線上にある人もいます。近年は『ネット依存で同世代の異性とコミュニケーションをとるのが怖くなった』という若者が、本心を打ち明けやすい高齢者に愛情を求める傾向もあるんです。だから高齢者AV女優の需要も伸びていますし、85歳のAV男優も活躍中です」
マッチングアプリなど出会い系ツールでも最近は50歳以上限定など高齢者対象のものがあるが、「ここに年齢を偽って参加する40代以下の男性も結構いる」と高山氏。
また、そういった性的嗜好の自覚がなかった人が介護施設のような場で高齢者フェチに目覚めてしまうケースもあるようだ。
「介護施設で高齢者と性的関係にあった介護士が、問題発覚後の聴取で、『高齢者から誘惑され、次第に高齢者を異性として見るようになった』と話したことも。また、童貞の介護士が、高齢者女性の誘いで初体験をさせてもらったというケースもありました。これは、女性が自慰に使う道具を買ってきてくれるよう介護士に頼んだことがきっかけだったそうです」(介護ジャーナリスト)
厚生労働省の調査によると日本人の男女25歳で性交の経験がない者は30%いるという。相手のいない若い働き手もまた職場にいる高齢者との接点を性的な関係に発展させたとも見ることができるが、高齢者側から誘ったというケースはどうことか。
「通常は男女が肉体関係を結ぶというのは、恋愛や結婚という社会的な人間関係の構築と結びついてくるんですが、高齢者であれば結婚願望の意識は薄く、よりダイレクトなセックスフレンドの関係を作りやすいと見ることもできるのでは。老け専には『閉経している女性には膣内射精しても妊娠の心配がない』なんて露骨に言う人もいます。ただ、レイプ事件となれば、そんなこととも無関係で、対象が高齢者というだけの犯罪ですから一緒には語れませんけどね」
性的嗜好と施設内の問題を安易に併せて考えるのは危険だが、介護施設に高齢者フェチが増えると、これまで予想しなかったような陰惨な事件が出てくる可能性は充分にあるだろう。
(青山智樹/NEWSIDER)
以下ソース
https://k-knuckles.jp/6/5174/2/
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