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工場のライン

 東武浅草駅から特急「リバティけごん」に乗り込み、東京スカイツリーに別れを告げて1時間ちょっとで栃木駅。そこから車で10分ほど走ると不二ラテックスの栃木工場に到着する。

 出迎えてくれた石澤正諭工場長が胸を張る。

「コンドームは安全性と有効性が重要な製品です。日本のコンドームは国際基準より厳しいJISの規格に基づいて作られていますので、『世界一の品質』といっても過言ではありません」

 JIS(日本工業規格)によると、コンドームは「医療安全用具」に分類され、44ページにもわたる書面で、形状から試験方法までとにかく細かく規定されている。

 現在、同社が力を入れているコンドームは、人肌の感触を追求した合成ゴム製の「SKYN(スキン)」。

「約5年前の発売からしばらくは反応が鈍かったんですが、徐々に使用感のよさが評判になって、売り上げも順調に伸びています」

 こう話すのは、ヘルスケア営業部の門脇立彦マーケティング課長。東京五輪へ向けての意気込みを聞いた。

「少子高齢化にともなう人口減で、国内のコンドーム需要が増えることは期待できません。海外に目を向けるメーカーとしては、世界の注目が集まる東京五輪は絶好のアピールチャンスです。お話があれば喜んで協力させてもらいます」

 すでに2017年の暮れには組織委員会の聞き取りがあったが、その後の進展はない。

「東京五輪決定でコンドームメーカーの株価が上がったという報道もあったので、スポンサー企業ではないメーカーの宣伝になるのは避けたいようで、購入配布というスタイルになるかもしれません」

 組織委員会はリオ五輪規模(45万個)の購入予算を用意しているという話もある。

「欧米では避妊はピル。コンドームは感染症予防用で、いまだに薄い=弱いという偏見があります。ぜひ選手や関係者に使ってもらい、日本の技術力の高さを実感して、偏見も払拭してほしいですね」

【コンドーム工場の様子】

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水を入れてぶら下げて回転させ、水漏れと形状をチェック

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破裂するまで空気を入れ続ける

以下ソース
https://smart-flash.jp/night/69348

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