自民党の谷川弥一衆院議員(77=長崎3区)が、九州新幹線の長崎ルート建設をめぐり、対立する佐賀県について「韓国か北朝鮮」と発言し、波紋が広がっている。

 谷川氏は18日、長崎県で新幹線のトンネルを視察。その際のあいさつで「佐賀県の知事さんには台湾のような付き合いをしてほしい。(現状は)まるで韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ」と発言したもの。佐賀県の山口祥義知事(53)は20日、谷川氏の発言に対して「例えとして適切ではない」と不快感を示した。

 背景には壮絶な長崎と佐賀の対立がある。

 現在の計画では、九州新幹線長崎ルートがフル規格で実現した場合、博多―長崎間は現在の108分から51分に大幅短縮となるが、間の佐賀県にしてみれば、博多―佐賀間は37分→22分になるだけで、あまりメリットがないのが実情だ。

「佐賀にしてみれば、わずか15分短縮するために実質負担金660億円を出せと言われている状態。計画では佐賀が約3割、長崎が約7割負担となってますが、それでも佐賀にはメリットがないというのが県民の大方の意見です」(佐賀県関係者)

 こうした事情もあり、佐賀県は在来線を活用する案を主張し、県内の新鳥栖駅―武雄温泉間の建設には反対したまま。

 さらに、先月の政府与党の検討委員会で、山口知事が「(佐賀県の)負担ゼロでも建設は認めない」と明言したことで、両県の対立がさらに深まっていた。谷川氏はこの検討委員会のメンバーで、冒頭の発言を、山口知事に対しても伝えたともいう。

 18日の発言を受け、山口知事は地元メディアに「長崎のことをいろいろ思ってやってきたが残念」などと語った。

 谷川氏はその後「新幹線の問題解決のためには佐賀県の説得が不可欠、大変困っているという意味を伝えたかった」などと釈明したが、反省したのか「発言は不適切だった。謝罪、修正したい」と平謝り。それでも、今後の両県の対立をさらに深めかねない。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/politics/1402269/

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/