先日トカナでもお伝えしたとおり、米海軍ではUFOを目撃した兵士のための新ガイドラインを作成したという。UFOを報告するための手順が定められ、分析するためのプロセスが正式に定められたわけだが、この動きの裏には米国防総省(ペンタゴン)のある狙いが存在するという。この“狙い”について、元米空軍科学顧問による解説が英「Daily Mail」(5月17日付)に掲載された。果たしてその内容とは――?

「米軍はようやくエイリアンが我々の星に来ていると認めたのか? 答えはほぼ確実にNoだ」

 新ガイドラインの狙いについてそう述べているのは、米ミシガン大学の航空宇宙工学教授イアン・ボイド氏である。元米空軍の科学顧問だというボイド氏は、ペンタゴンの狙いがエイリアンであるという説を冒頭から切って捨てた。そして、ペンタゴンが狙うのは、「人間による自然現象の誤った解釈がもたらす混乱を避け、今はよくわからない飛行物体をより良く理解できるようになること」なのだという。

「人々は不完全な情報や誤解によって、自分が見ているものを誤って解釈してしまうのです」(同氏)

 ボイド氏によると、米軍が狙っているのは、人々がよくわからないものを目撃したときの「状況認識(situation awareness)」改善することだという。より具体的に言うと、UFOのような“奇妙なもの”が発見された際、人工衛星やレーダーなど様々な観測機器で自動的に観測し、その結果をAIで分析して正体を解明するようなシステムの開発である。

 現在のところ、UFOを目撃したパイロットができることは管制塔に報告することだけだ。そして、その調査能力も限られており、多くの事件は未解決のまま残されている。例えば、2004年の「ニミッツUFO事件」のような多数の証言が残っている事件でも、結局その正体はわからないままだ。ペンタゴンはそのような物体を識別する能力を高めようとしているのだ。

 とはいえ、現時点では課題も多い。最も大きな問題の一つは、判別するAIの開発だ。

「人間がUFOをよく理解しなければ、コンピュータに教えることもできません」(同氏)

 ボイド氏が指摘する通り、識別のための自動システムを構築するのはたやすいことではない。そこで、先日のような新ガイドラインの下、まずは情報を収集することが必要だと言うのだ。

「(システムが完成すれば)空のUFOはどんどん少なくなるでしょう。何しろ“Unidentified(未確認)”にはならないのですから」(同氏)

イメージ画像は「Getty Images」より引用
 ボイド氏はいずれUFOがいなくなるとまで主張するが、我々はあえて言おう。決してUFOは消えはしないと。識別能力が上がれば、自然現象や人間の手によるものが省かれ、「本当に訳がわからないもの」だけが残るはずだ。それこそが我々の求めるUFOなのだ。米軍にはぜひ、一日も早くシステムを完成させて頂きたいものだ。

以下ソース
https://tocana.jp/2019/05/post_96597_entry.html

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