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遠い夢のような話だった火星への人類移住だが、今後数十年のうちに実現するという指摘もある。新天地を求めて火星に旅立った人々は、そこで人類の進化を目の当たりにするかもしれない。移住者たちの身体には、ほんの数世代で大きな変化が起こる可能性があるというのだ。そしていずれ、火星人と地球人は共生できなくなるというのである。

火星の重力は地球の3分の1しかなく、赤い大地にも宇宙から強い放射線が降り注ぐなど、地球とはあまりにも環境が異なる。この過酷な環境下で、火星に移住した人々はほんの一、二世代で急速に進化する??米ライス大学の進化生物学者、スコット・ソロモン氏はそう推測している。

火星移住者が急速に進化する理由の一つは、高い放射線量にあるという。そして子供は突然変異を起こしやすくなり、進化が加速するというのだ。また、遺伝子編集技術を用い、人為的に有利な変異を導入することも考えられる。

では、火星の人々にどのような変化が起こるのか? 2018年1月のTEDで、ソロモン氏は火星移住者の身体に起こる重大な変化を5つ紹介している。

1. 骨が丈夫に
最初に起こる変化は骨の中だという。重力が低い環境では骨はもろくなり、怪我をしやすくなり、出産にも耐えられなくなる。そこで、より高密度で丈夫な骨が発達するというのである。
2. 近視が増える
重力は目にも影響を与えることが知られ、宇宙飛行士も視神経の炎症や視力の低下を報告している。火星移住者は基本的に屋内で生活を送ると予想され、屋外で遠くを見る必要性は低いと考えられる。ソロモン氏は洞窟に閉じ込められて盲目になった魚を例に挙げ、火星生まれの子供たちでは近視が進むと予想する。
3. 肌の色
高い放射性から身を守るため、移住者たちの肌の色は変化すると考えられる。人類は紫外線から身を守るためにメラニン色素を利用してきたように、放射線対策のために新たな色素を開発する必要があるかもしれない。
4. 酸素の効率的な利用
火星では地球より薄い酸素濃度で生活することになるので、より酸素を効率的に使えるように身体を変化させる可能性がある。このような変化は地球上でも観察されているといい、酸素濃度の薄いチベット高原に住む人々は、より効果的に血液を循環させる密な毛細血管網を持ち、血管を拡張して筋肉により多くの血液を送れるという。
5. 免疫力の低下
非常に早くから起こるかもしれない問題が免疫力の低下である。火星には事実上微生物は存在せず、無菌の環境なので、移住者たちは感染症と戦う能力を必要としないかもしれない。しかしこれには問題もあって、地球から火星に訪れた宇宙船や人々を検疫する必要が出てくるという。

これら5つのうち、特に問題となりそうなのは5番目の免疫であるとスコット氏は語る。火星と地球の行き来が制限されるほか、免疫力が低下した火星移住者は地球から来た人々とはセックスできないといい、地球と火星、二つの集団が交わることができなくなる可能性があるのだ。こうなればもう、火星に住む人々は名実ともに「火星人」だろう。
たった数世代で人類の進化を目の当たりにできる可能性があるというのは非常に興味深いが、そうして誕生した火星人たちと地球人はどのように関わっていけばいいのだろうか? 火星移住が実現する前に、その先の未来について考え始める時期が来たのかもしれない。

■火星に移住して変貌を遂げた人類の姿

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絵=編集部

「ミス火星」の条件
・ 小さい重力のため、髪はフワッと。ライオンヘアーが人気。
・ 火星では免疫力の高さが「美」と評価されるため、全体的にがっちり。
・ 血管は健康の証として太いほうがモテる。
・ 重力で髪が抜け落ちにくいため、全体的に毛量は多め。
・ 眼鏡は人類の歴史を感じさせるレトロタイプが人気。

https://youtu.be/Z2jlWzoVPFc

以下ソース
https://tocana.jp/2019/05/post_96728_entry.html

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