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懐かしのモルゲッソヨも

 日本では東京五輪の観戦チケットの抽選申し込みが終了したばかりだが、2018年に冬季オリンピックのメイン会場となった町、平昌(ピョンチャン)は今どうなっているのか? 正確には、ネット界隈で話題となった裸体像、通称「モルゲッソヨ」がどうなっているのか見てみたいと思い、現地へ向かった。

 バスはソウルを出発し、2時間半かけて会場最寄りの「横渓(フェンゲ)市外バスターミナル」へと向かう。途中、同じ平昌郡であり、目的地のひとつ手前の「珍富(チンブ)共用バスターミナル」を通過した。ここは数年前、衝撃の反共珍スポ「李承福記念館」(参照記事)を取材しに訪れた町だ。

 横渓も似たような雰囲気の牧歌的な田舎町なのだろうと想像していたら、いきなりデザインの整った街並みが現れたので驚いた。オリンピックに合わせて、大通り沿いの建物をリモデリングしたようだ。ただし人通りは少なく閑散としており、空き物件も多く、大通りを抜ければ民家と農耕地が広がっている。

 そして町の至るところに、結構な大きさの平昌オリンピックのマスコット像たちが今も設置されており、じんわりと哀愁を誘う。

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映画のセットのような横渓の街並み

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平昌オリンピックのマスコットキャラクター、スホランとバンダビ。ウェルカムするならベンチを空けてほしい

 通りを少し歩くと、車のほとんどない広大な駐車場が現れた。ここ「メダルプラザ」はオリンピック当時、ステージやパビリオンが設置され、メダル授賞式などのイベントが行われたが、いまや大部分の設備が撤去され、ぽっかり空くのみ。遠くには聖火台も見える。

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メダルプラザのあった敷地は「平和テーマパーク」となる計画だが、予算の問題もあり、雲行きは怪しい。どうせなら、以前訪れた「潘基文平和ランド」ぐらいに振り切ってほしいところである

 ターミナルに戻り市内バスに乗って、主要競技場となった「アルペンシアリゾート」へと向かった。ここはスキー場のほか、ホテルやカジノも有する一大レジャータウンだ。しかし、それほど賑わっている様子ではない。

 例のマスコット像を筆頭に、フィギュア選手像、「2018」という数字像、高さ40mのよくわからないモニュメントなど乱立するオブジェを横目に、かつてのプレスセンターへと向かう。そこにはあの「モルゲッソヨ」像が、ネットで見たのと変わらない姿で屹立していた!

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うはーん

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きゅっと締まったお尻がたまらない

 念のため説明するとこの像は、韓国の芸術家キム・ジヒョンが制作した「BULLET MAN」という作品であり、以前からここに建っているが、オリンピックを機にその珍妙な造形が注目を集める。現地の人にこれは何かと聞いたところ、「モルゲッソヨ(わかりません)」と答えたというエピソードから、ネット界隈では「モルゲッソヨ」と呼ばれ、AAや動画などファンアートが生み出されることになった。

 それにしても実物のモルゲッソヨは、ネットで見た以上に胸に迫るものがあった。リアルすぎる筋肉、てらりとした質感、ジェントルな性器……。

 オリンピックが終わっても、モルゲッソヨの周りには凛とした空気が張り詰めており、アートと単なるオブジェの違いを見せつけられたのだった。

続く

以下ソース
https://www.cyzo.com/2019/05/post_204633_entry.html

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