便秘でトイレにこもり、出てきたら過去10年間の記憶を失っていた??ある中国人の女性がそんな信じがたい症状に襲われたという。オルタナティブメディア「Oddity Central」が5月27日付で報じた。

 その日、数日にわたるひどい便秘に悩まされていた女性は、なんとかしようとトイレにこもっていたという。誰もが一度は経験したことがあると思うが、このような時、排便は非常に困難を極める。そしてひと頑張り終えた女性がトイレから出ると、どういうわけか過去10年分の記憶を失っていたという。

 幸いなことに、この記憶喪失は8時間ほどで治ったという。しかし、娘の異常な症状を心配した母親が翌日病院に連れて行った。検査の結果、女性の脳に異常は見つからなかったものの、記憶喪失になった理由は医師にもわからなかった。なお、女性は自分が一時的とはいえ記憶喪失に苦しんだことを覚えておらず、このことも家族を大いに心配させたという。

 この話がSNSで広がると、その真偽のほどが話題となった。だが、中国の脳神経外科医Peng Jiaxiong氏によると、ありえなくはない話だということだ。

 トイレで気張りすぎて、軽いめまいや頭痛などを感じた経験がある人もいるだろう。どうやら女性の記憶喪失も原因は同じらしい。女性はトイレでお腹に力を入れすぎて過度な緊張状態になり、そのため脳の一部分で血流障害が起きて記憶障害を引き起こしたのだという。

 医師の解説によると、通常、血液は頸動脈を通って脳内に運ばれて酸素を安定供給するが、過度の緊張によって腹部や脳内に圧力がかかって血流が悪くなり、脳内での酸素供給が不足することがあるという。普通なら軽い頭痛やめまいを感じる程度だが、非常に稀なことではあるが、記憶を喪失してしまうケースがあるそうだ。

 トイレは意外と危険な場所で、排便中に心臓発作を起こしたり突然死したりする高齢者はそれほど珍しくないという。便秘になるとついついトイレにこもってしまうという人も多いだろうが、あまり気張りすぎるのは禁物だ。

以下ソース
https://tocana.jp/2019/05/post_97772_entry.html

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