「今回、中国肺炎の対応で危機管理能力と決断力が欠如した政治家とわかってしまった…。」

 猛威を振るう新型肺炎。感染源の中国だけでなく、日本国内でも雪だるま式に感染者が増え、ついに2月13日には国内初の死亡者が出てしまった。

 水際対策を徹底したいがあまり横浜港に停泊させた乗客・乗員約3,700人を乗せたクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号は、海外メディアから中国・武漢市に次ぐ「第二の感染源」と呼ばれる始末だ。

 冒頭の安倍首相を批判する言葉は、「反アベ」勢力があきれてみせたのではない。2月15日、「アベ友」の代表格ともいえる作家・百田尚樹氏によるツイートだ。

 きっかけは、尖閣諸島侵入などで保守系が目の敵とする中国・習近平国家主席を、「桜が咲くころに」(安倍首相)国賓待遇で日本に招くと決まったことだった。

「国賓は、日本政府が外国から客を招く『公式招聘』の5段階のうち最高ランク。国を挙げて最高のオモテナシをするわけです。中国はこれまで日本人をスパイ容疑で次々と拘束していることからしても、決して日本を友好国ととらえていない。しかし、滞在中は宮中晩餐会が開かれ、天皇陛下との会談も行われるため、中国は天皇を『政治利用』できる。安倍首相の土下座外交にも程があり、保守系の支持層は怒り心頭なのです」(政治部記者)

 日本政府は今回の新型肺炎を受け、中国の湖北省・浙江省との行き来を禁じているが、世界から見ると”大甘”な対応だ。

 遠く離れた米国ですら中国全土との往来を禁止。4,000キロにわたって国境を接するロシアは、すべての検問所を封鎖している。

「安倍政権は、1月下旬の春節で、中国からの訪日客をあてこむ経済効果を狙ったと同時に、習氏来日に向けての友好ムードを壊したくなかったのでしょう。他国に比べ、日本の感染者数の増え方は異常で、明らかに過剰な中国への忖度による”人災”といえるでしょう」(前出の記者)

 百田氏は「船底に穴が開いて、どんどん浸水してるのに、バケツで排水してる場合じゃないだろう。排水の機能を上げるより、まず穴をふさごうよ」(14日のツイート)と政権の対応を批判しまくっているが、その思いはほかの“アベ友”にもあるようだ。

「安倍政権は中国への忖度で滅ぶ」(14日)

 こうつぶやいたのは、トランプ米大統領が安倍首相と共に大相撲を観戦した際、国技館にいて”偶然”トランプ氏と握手することができた作家・門田隆将氏である。

 16日、安倍政権の支持率急落が報じられると「安倍政権を支えてきたリアリストたちを失望させてしまった。今からでも遅くない。まず加藤勝信厚労相を更迭し、中国からの入国禁止措置より始めよ」と指摘した。

 これまで安全保障関連法や森友・加計学園問題で安倍氏が火だるまになっても支持率が下がらなかったのは、強固な安倍シンパの下支えがあったからだ。しかし、それも、新型肺炎が縁の切れ目となりそうな雲行きだ。

 その土台が崩れようとしている今、長期政権の終焉は意外と早いのかもしれない。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2020/02/post_231965_entry.html

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/