競艇で八百長が発覚し、元ボートレーサーが逮捕される事件が発生。八百長が事実なら、公営ギャンブルの根幹にも関わる大問題だが、なぜか報道はあまり盛り上がらない。

 八百長の疑いで逮捕されたのは、昨年選手を引退した西川昌希容疑者だ。その手口をギャンブルライターが解説する。

「競艇は6艇で争われますが、1番内側の1号艇が圧倒的に有利で、勝率は5割以上になります。そのため西川は1号艇で出走した際にわざと負け、確定オッズを高くしていました。3連単は120通りありますが、1人が着外になることがわかっていれば、60通りの舟券を買えば必ず当たります。1号艇が着外ならオッズが跳ね上がるので、60通り買っても元が取れるという寸法です」

 逮捕時の報道によれば、八百長は18レースに上っており、容疑者は数千万円の報酬を受け取っていたという。彼に金を投じた競艇ファンにしてみれば、はらわたが煮えくり返る思いだろうが、「これ以上の大ニュースにならない」と語るのは、広告代理店の関係者だ。

「ギャンブルにまったく興味がない人には驚きでしょうが、ボートレースはここ10年ほど売り上げが右肩上がりに伸びていて、公営ギャンブル全盛期に届かんばかりの勢いです。スマホやパソコンで買えるようになったのも大きな理由ですが、芸能人を使った広告効果が絶大で、テレビや雑誌、新聞にはボートレースの広告がガンガン入っています。渡辺直美や田中圭を起用したCMが大量に流れているのを見たことがある人も多いでしょう。

『競艇』という単語を一切使わず、必ず『ボートレース』と呼ぶことでイメージアップ作戦を展開し、それが成功したのに、大広告主の売り上げが落ちれば、広告出稿も減ってしまうかもしれませんから、こうなると大手メディアの報道は淡々としたものです」

 普段は鋭く切り込むマスコミもスポンサーには弱いということ。ただし八百長が事実なら、西川選手には厳しい未来が待ち受けている。フリーのジャーナリストはいう。

「まだ裁判はこれからですが、八百長をやっていた回数や受け取った金額の大きさを考えると、実刑判決が下るのは間違いないでしょう。モーターボート競争法で不正行為は5年以下の懲役という重罪ですし、有罪が確定すれば『日本モーターボート競走会』莫大な額の損害賠償も請求されるでしょう」

 競艇は賞金ランキング100位レベルの選手でも獲得賞金(年度)が3000万円を超える世界。なぜ、まともに勝負に挑む姿勢を失ってしまったのだろうか。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2020/02/post_232283_entry.html

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