新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止を目的とした外出自粛や国境封鎖によって、世界中の経済が大打撃を受けていることが連日報道されています。しかし、避妊具であるコンドームの需要はCOVID-19の流行以降で増加しており、一部の国では品切れも起こっているとのことです。

オーストラリアを中心にコンドームの通信販売を行うCondomSalesによれば、世界で生産されているコンドームのおよそ4分の1が中国製であり、中国の工場がCOVID-19の影響で閉鎖したために供給量が不足してしまっているとのこと。また、海外ニュースメディアのMercury Newsは、世界最大のコンドームメーカー「カレックス」の本拠地であるマレーシアが国境閉鎖を決断したため、コンドームの供給量が世界的に減ると予測しています。

一方で、コンドームの需要は上がっており、シンガポールや香港では品切れが続いているとのこと。アジアを中心にコンドームの需要が急増したのは、手袋のかわりにコンドームを手にはめる予防法がSNS上で話題になり、COVID-19対策として安い中国製コンドームを買い求める人が増えたからである可能性を、CondomSalesは示唆しています。

また、2020年3月22日にオーストラリアのマティアス・コールマン金融大臣が「医療機関からの要請があれば、ロックダウン(都市封鎖)を実施する」という意向を表明してから「コンドームの売上が3倍になった」という報告もあります。CondomSalesは、3月22日時点での在庫は潤沢だとしながらも、「パニックをあおるつもりはありませんが、供給が不足してしまう事態に備えて、これからの数カ月間で必要なものを手に入れる良い機会かもしれません」と述べています。

そしてアメリカでも、サンフランシスコやニューヨークで自宅待機をする人が増えて以降、コンドームの売上が増加しているとのこと。スポーツ賭博サイトのSportsBettingDime.comは、アメリカでポピュラーなコンドームメーカー「トロージャン」の株価が2020年のはじめは下落していたものの、その後回復する動きを見せていると指摘。株式市場全体が不安定ではあるものの、トロージャンの株価が上昇したのはCOVID-19感染拡大の「恩恵」を受けている可能性があるとSportsBettingDime.comは述べ、株価の動きを賭けの対象にしています。

加えて、SportsBettingDime.comは「2020年におけるアメリカの出生率が12%以上増加するかどうか」も賭けの対象としています。アメリカの新生児専門医団体Millennium Neonatologyのケヴィン・カトロティア医師も、COVID-19のパンデミックの影響で出生率が増加すると予測。Fox Businessの取材に対して、「大型ハリケーンの脅威にさらされた時、小規模のベビーブームが起こることがあります。今回のパンデミックからおそらく9カ月後の出生率も増加すると考えられます」とコメントしました。

以下ソース
https://gigazine.net/news/20200323-condom-demand-covid-19/

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