日本テレビの小杉善信社長が3月23日の定例会見で「『24時間テレビ』はやる予定です」と宣言。小杉社長は続けて「やらないといけないという、我々も使命感を持っておりますので」とまで語ったことで波紋が広がっている。

 新型コロナウイルスの影響により、アーティストのイベント中止が相次ぐなど自粛ムードが漂う中での日テレ社長による発言に「そこまでしてやらなくても」とTV業界関係者の失笑を買っている。日本テレビにも出入りする放送作家は語る。

「視聴率的にもさほど盛り上がりませんし、チャリティマラソンには車移動やギャラ問題といった疑惑が毎回つきまとう。また、2016年に裏番組の『バリバラ』(NHK Eテレ)が『24時間テレビ』は障害者を使った”感動ポルノ”じゃないかという批判を展開したことをきっかけに、SNSでは毎年のように同様の批判が噴出するようになりましたしね。そもそも新型コロナウイルスの感染拡大が不安視される中で本当に必要なのかと、業界どころか視聴者からも疑問に思われている。今まで通りの形で放送するのは限界なのでは」

 すでにネット上では、視聴者からの『24時間テレビ』不要論が数多くあがっている。をそれでも『24時間テレビ』をやる理由はいくつか考えられるという。

「テレビ屋はお祭り好きが多いから、フジテレビの『27時間テレビ』にしろ、系列局をあげて番組を作るみたいなことが、基本的に大好きなんですよ。特に地方局のアナウンサーは、『24時間テレビ』で全国ネットに乗れるわけだから、楽しみにしている人も多い。系列局のモチベーション維持という面でも毎年、重要な役割を担っている。結局、業界の自己満足に過ぎませんが」(テレビ局関係者)

 さらに近年、恒例となったジャニーズ所属タレントによるメインパーソナリティーの席も大きくかかわっているようだ。

「今年の司会は早い段階から、活動休止を発表した嵐か、今ジャニーズがゴリ押ししている中島健人(SexyZone)と平野紫耀(King&Prince)のどちらかで決定だと言われていました。ジャニーズの顔を立てるためにも、中止にはできないんでしょう」(同)

 果たして、新型コロナウイルス禍の中で『24時間テレビ』はチャリティーのお題目を唱えつつ、今年もジャニーズを接待するだけの低視聴率番組になり下がるのか。多くの批判を押しのけて断行するのならば、「愛は地球を救う」のメッセージが白々しくならないよう、丁寧な番組づくりを期待したいものだ。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2020/03/post_235359_entry.html

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/