0001逢いみての… ★
2020/07/23(木) 22:57:07.87ID:CAP_USER今年6月、東京・八王子で男子高校生が自殺した事件。発生直後、事件記者たちに衝撃が走ったのは、男子高校生が拳銃を使って自殺した、という情報が駆け巡ったからであった。全国紙警視庁担当記者が当時のことを振り返る。
「高校生が一般的な銃を持っているとは考えられず、最初は『3Dプリンター』を用いたり、水道管を使った手作り銃ではないか、との憶測も広がりました。その後、どうやら銃が本物らしい、ということになり、そうなればネットを使って高校生が購入したのではないかと、警察は実際に高校生の携帯電話などの解析を行いました」(全国紙警視庁担当記者)
間も無く、銃がアメリカ製の本物で、実弾50発も見つかったことで空気は一変。彼が高校を休みがちだったことから、銃がいわゆる「ダークウェブ」など、パソコンやインターネットに詳しい人間しか知らない世界で秘密裏に購入されたものではないか? との憶測が、当局や記者の間に急速に拡がったのである。
先に言っておくと、銃は元外務省のノンキャリア職員で、海外駐在歴もあった高校生の父親(故人)が日本国内に持ち込んだもの、という見方が今では強い。当局の捜査でも、高校生がダークウェブなどにアクセスした形跡は確認されていないという。それにしても、銃器犯罪について豊富なデータベースを持つ警察担当記者たちが、一時的とはいえ「ダークウェブ」由来の銃だという説にいっせいに傾いたのは、知識不足によるものではなかったか。
何かわからないことがあると、なんでも「ネットのせい」にするマスコミや世論に違和感を抱いて、もう20年以上が経つ。ネットが普及していなかった当時と比較すると、その向きはいくらか薄まってはいるものの、今度は特殊なブラウザなどを用いてしか閲覧のできない「ダークウェブ」という存在にいっせいにすがっているように見える。考えられない事件や新しい形の問題が起きた時に、特定の存在に責任を押し付け、安易に端緒を見出そうとする姿勢は変わらないではないか。
ダークウェブ上では、基本的に匿名で活動する人間の方が圧倒的に多く、物品の売買を行う際にもビットコインなどの仮想通貨が使われるために、どこの誰が何を取り扱っているか、一見するとわからない。実際に、ダークウェブの掲示板を覗くと違法薬物の販売を仄めかしたり、児童ポルノ映像のやりとりをしないか、といった書き込みも目立つ。英文ではあるものの確かに「GUN(銃)」などと書かれた販売ページも確認できた。ではここでなんでも買えるのかというと、実はそうではないらしい。
「ダークウェブでは匿名でなんでも買える、みたいなマスコミの報道が目立ちますが、今では薬物ですらまともに入手するのは厳しいです」
こう話すのは、危険ドラッグ取材を通じて10年ほど前に知り合った元売人・M(30代)。本人は薬物の使用、売買からすでに足を洗っているが、薬物情報には今も強い。M曰く、薬物をはじめとした違法物品の売買は、結局のところ対面や、人づて、顔見知り経由でないと安心はできないという。
「顔が見えないから、素性がバレないから安心、というのはバカな考え方です。相手は違法な薬物、銃などを売っているんですよ? そんな無法者が、匿名の関係性を使って何をしようと考えるか、冷静になれば誰でもわかります。金だけ受け取ってブツを送らない、偽物のブツを送るなどのインチキですよ。騙された被害者も、後ろめたいところがあるから絶対に警察にはタレこまない。現在のダークウェブはこんなのばかり。銃が簡単に買えるなんて……警察やマスコミはダークウェブを見たこともないんでしょう」(M氏)
続く
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20200723_1579189.html
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