0001逢いみての… ★
2020/08/22(土) 22:41:04.85ID:CAP_USER* * *
せっかくの夏休み・盆休みも、今年ばかりは満喫できなかったという人が大半だろう。毎年海外旅行に行っていたが国内旅行にシフトした、沖縄に行く予定だったが近場にした、とは筆者の周囲からも聞こえてくるほどである。かくいう筆者は、例年カネもヒマもなかったが、今年はヒマだけはある、ということで、出来るだけ経済を回すべく、感染対策に真面目に取り組む店を見つけては、努めて外食するよう心がけた。そこで目にしたのは、まさに「泣きっ面に蜂」としか言いようがない、外食産業のおかれた状況であった。
「連日、昼から夜までとにかく大盛況。これが、正常な時期でのことなら大歓迎なんですが、コロナ禍で全く対応できない。混雑で接客が回らず、毎日クレームの雨嵐」
中村まり子さん(40代・仮名)は千葉県内のうどん店従業員。夏休みにどこにも行けないからせめて近場で外食でも、という家族連れなどの客が連日押し寄せ、店はパニック状態に陥っているという。コロナ禍の影響で客足が落ちていたことから、本来6人勤務だったところを4人まで減らしていたが、夏休みの繁盛に合わせて急遽辞めたパート従業員に戻ってきてもらった。だが、コロナ以前より商品提供には時間がかかり、接客も全く追いついていないと嘆く。
「狭い駐車場には車が溢れ、交通整理までしなきゃなりませんし、店の外には今まで見たこともない行列ができる始末。消毒作業もどうしてもおざなりになってしまい、密の状態がができることも…。オーダーのミスも頻発して、客から怒鳴られることも増えました。にも関わらず、本社からは従業員数を減らせ、時給を減らすことも検討している、なんて言われるんだから、一斉に辞めてやろうかとみんなで話しているんです」(中村さん)
埼玉県内のショッピングモール内にあるとんかつ店店長・堀田詩織さん(仮名・30代)も、同様の「パニック」に陥っていると話す。
「夏休みに入り、ショッピングモールには例年の夏休みと変わらないかそれ以上のお客さんが来られています。モール内で感染者が出たら面倒なことになる、と本社の責任者もピリピリしていて、とにかく消毒作業には気を使っています」(堀田さん)
こうした複合施設内で新型コロナウイルス感染者が出て、近隣店舗も含めていったん休業、というケースは減ってきている。しかし「風評被害」は確実にある。コロナが出た、となれば、該当店舗だけでなく一帯の客足がパタリと止んでしまうのだ。こうして、普段の数倍以上の気を使いつつも、売り上げは上がらない。
「密を防ぐため、一席もしくは一テーブルごと間を開けてお客様を案内しています。ですので、単純に売り上げは半分に。さらに、お客様毎に椅子やテーブルをかなり念入りに消毒しているため、かなりの時間がかかってしまう。厨房担当の他にホール係と消毒係、マスクにフェイスシールド、手袋着用というフル装備のレジ係と、それぞれ人が必要になって、人件費も以前より発生しているんです」(堀田さん)
続く
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20200822_1587291.html
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