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 アマゾンで「ペドフィリア絵本」が販売されていたという、にわかに信じがたい話が飛び込んできた。

 問題となっているのは1993年に発刊された絵本『アルフィーの家(Alfie’s Home)』だ。明らかに低年齢向けの装いの本だが、これが最悪のペド本だとネット上で炎上している。

 その内容はこうだ。

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一見幸せそうな家族だが…。画像は「YouTube」より

 一見幸せそうな家庭のアルフィーだが、実は大きな問題を抱えていた。父親は仕事でほとんど家にいなく、帰ってきても怒鳴るばかり。母親もなにをすれば良いか分からず、家庭は崩壊状態。そうした中、アルフィーは怒っていない父親ともっと一緒に時間を過ごしたいと切望していた。

 そんな折、家によく来るようになったピートおじさんがアルフィーに優しく接するようになる。愛情を感じ、嬉しくなったアルフィーだったが、ある夜異変が起こった。

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問題のシーン。画像は「YouTube」より

 アルフィーを抱きかかえていたピートおじさんが、にわかにアルフィーの下半身を触り始めたのだ。徐々にピートおじさんはアルフィーにも自分で下腹部をいじるよう指示。アルフィーは違和感を抱いたが、「愛している」、「僕たちだけの秘密」だと語るピートおじさんを信じ、この状況は数カ月続いた。

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アルフィーに謝罪するピートおじさん。画像は「YouTube」より

 10代になるとアルフィーは周りから「カマ野郎」「ホモ」と呼ばれるようになり、自分が同性愛者なのではないかと考えるようになる。しかし、カウンセラーは、彼は同性愛者ではないと宣告する。アルフィーは与えられなかった父親の愛情のかわりとして同性に魅かれるようになったと説明する。そしてカウンセラーを通して両親の理解と、ピートおじさんからの謝罪を受け、アルフィーは自分が同性愛者ではないことを自覚し、幸せな家庭を取り戻す。

 最悪のペド絵本だとされるのは、ピートおじさんによる性的虐待が描かれた場面だ。オンライン署名収集サイト「change.org」では、アマゾンに同書の取引を取りやめるよう求める賛同者が1600人以上集まっている。

「吐き気がする。気持ちわるすぎる」
「これは児童ポルノだ。違法だ」
「この本をいますぐ発禁にして!」

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 すでにアマゾンでは検索しても同書はヒットしないが、以前は日本のAmazon.co.jpからも購入できたようだ。

 ところで、あらすじを読んで分かるとおり、この本の趣旨はアルフィーが同性愛者ではないことを自覚することにある。実は作者であるリチャード・A・コーエン氏は、米国の心理療法家で、脱ゲイ運動の著名な推進者なのだ。脱ゲイ運動(Ex-gay movement)とは、その名の通り、異性愛関係への参加を推奨する人々や団体から構成される運動のことである。2013年2月5付の米紙「Huffington `Post」の記事よると、『アルフィーの家』は同性愛結婚に反対する証拠として最高裁に提出されたこともあるという。

 脱ゲイ運動の是非はさておき、なにげなくこの絵本を手にした子供にとって、ピートおじさんによる性的虐待シーンはトラウマものだろう。同じような経験をし、この絵本によって救われる子供たちもいるかもしれないが、悪影響も懸念される。慎重な取り扱いが必要な本であることは間違いなさそうだ。

以下ソース
https://tocana.jp/2020/09/post_171293_entry.html

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