0001逢いみての… ★
2020/10/04(日) 22:54:03.72ID:CAP_USER* * *
BL漫画が実写化された例は過去にも存在するが、ほんの数年前までは、いわゆる腐女子という一部の層に向けたジャンルという印象が強かった。しかし、近年は地上波テレビや、シネコンで全国公開される規模の映画にまでBL実写化が進出している。
丸木戸マキによる人気BL漫画『ポルノグラファー』は、BL界初の連続ドラマとして、2018年8月よりフジテレビにて深夜放送された。竹財輝之助と猪塚健太が演じる小説家と大学生のラブストーリーは注目を集め、フジテレビ公式動画配信サービスFODで史上最速の100万回再生を達成。続編が制作されただけでなく、なんと2021年春には映画『劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜』の公開も決定した。
また、9月11日より公開中の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』も、水城せとなによるBL漫画が原作だ。本作を鑑賞してみて、ジャニーズ事務所所属の現役アイドルである大倉忠義が、相手役の成田凌と共にかなり濃厚なラブシーンを演じたことに驚いた人も多いだろう。
同映画でメガホンを取るのは、『GO』や『世界の中心で、愛をさけぶ』などの作品で知られ、日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した経験もある行定勲監督だ。これまで実写BL映画は、まだキャリアの浅いスタッフとキャストによって制作されることが多かったが、『窮鼠はチーズの夢を見る』は、スタッフ・キャストの豪華さ、そして全国のシネコンという公開規模の大きさでもBL実写史上に名を残す作品となった。
さらに10月8日からは、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)がスタートする。累計80万部を突破した人気BL漫画(作・豊田悠)が原作で、モデルで俳優の赤楚衛二と、劇団EXILEの町田啓太がサラリーマン同士のピュアな恋模様を演じる。ポップなテイストのラブコメであるぶん、これまでBL作品に触れたことのない視聴者にも受け入られやすい作品と言えるかもしれない。
なぜ実写BLがこれだけ増えたのか? やはり2018年に放送された『おっさんずラブ』(テレビ朝日)の大ヒットは無視できない。あれだけ大勢の視聴者が男性同士の恋愛模様に夢中になったという事実は、業界関係者にとっても発見だったのではないだろうか。こちらの作品はオリジナル脚本によるものだが、テレビ業界、映画業界がBLというジャンル自体に目を向けるきっかけを作ったように感じる。
2019年に放送された、『きのう何食べた?』(テレビ東京)も深夜ドラマとしては異例のヒットを記録した。『おっさんずラブ』、『ポルノグラファー』、『きのう何食べた?』と良い流れが生まれ、いずれは「BL漫画の実写化が増えてきた」どころか「BL漫画の実写化がブーム」と言える状況が来そうだ。
ところで、『きのう何食べた?』と同じよしながふみ原作のドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』(フジテレビ)が2001年に放送されたときのことを思い出したい。もともと原作漫画からして男性同士の恋愛が主題の作品ではないとはいえ、ドラマ版では登場人物のゲイという設定がほとんど消えていた。
当時から比べると、男女のラブストーリーと同じように、男性同士のラブストーリーにもときめくことができる人が増えた現在は、「良い時代になった」としみじみ感じさせられる。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20201004_1600668.html
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