【メディア】“関係者が語る”は実は選手本人や監督・幹部の側近!?「また東スポか…」は間違い!他社の記者が舌巻く『夕刊紙の取材力』
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0001逢いみての… ★2020/11/02(月) 00:17:36.82ID:CAP_USER
「また東スポか……」
「またゲンダイか……」

夕刊紙 こんな言葉をネットで目にしたことがある方も多いだろう。東スポこと東京スポーツの記事や日刊ゲンダイなどの夕刊紙の記事をネタに、信じられないといった意味で使われる言葉である。特に多用されるのがプロ野球関係のネタで、移籍やチーム内の裏話などが配信されるとまとめサイトなどにはこの、「また東スポか……」「またゲンダイか……」という言葉が飛び交うのである。

 では、そんな東スポや日刊ゲンダイなど、夕刊紙のネタをスポーツ紙や全国紙の記者はどう見ているのだろうか。話を聞くと意外な言葉が返ってきたのであった。

「一般の人は夕刊紙のネタをゴシップ、飛ばしと思ってますが、現場にいる我々からすると、『よくあのネタを書いたなぁ』と思うことも珍しくない。まぁ、確かに大袈裟な書き方や茶化して書いていたりするのは事実ですが、なんらかの事実に則して書いていることが圧倒的に多い」

 こう語ってくれたのは、スポーツ紙のプロ野球の番記者をする記者だ。彼によると、夕刊紙は一般紙が書けないネタでも、ある程度ネタが取れていれば書いてしまうという。

「夕刊紙を読むと、大半が『関係者』が語った形で記事が書かれてますが、選手本人や監督や幹部の側近が話していたことが『関係者』という形で書かれていることはザラ。さすがにそこは配慮してるんだなぁと。でも、この『関係者』がネックなんですよ。関係者って書くことで、妄想記事だ飛ばしだって言われてしまうんですよね。

 基本的に署名原稿ですが、記者の名前が書かれていない無記名の記事がたまにあって、そういうネタはけっこうな爆弾ネタだったりする。でも、まぁ、普段の行いと言いますか……。書き方が大袈裟だったり茶化して書いたりするから、そういった特大級のネタが埋もれてしまうんですよね(苦笑)」

 この記者にとって、最も思い出深いネタは、2018年1月に東スポの一面を飾った「中日・岩瀬 人的補償での日本ハム移籍拒否」という記事だという。

「人的補償のプロテクト名簿なんて、絶対に表に出ない情報で、おまけに中日のレジェンド級選手がそれで揉めてると。こんな情報、どっから引っ張ってきたんだって、業界騒然ですよ。そこで我々も球団関係者や選手などに取材したんですが、かなり確度が高い。

じゃあ、なんで記事にしなかったんだってなりますが、岩瀬本人も球団トップも『プロテクト外して揉めたんですよね?』って聞いても、そんなもん絶対に『ハイ。そうです』なんて言うわけがない。でも、東スポさんがそれでも記事にしたってことは、かなり確証のあるネタを掴んでいたからです。さすがにあのレベルで“飛ばし”の記事だったら、中日と日ハムから出禁食らってもおかしくないですから。

仮にスポーツ紙の記者がこの情報をキャッチしていたとしても、出せなかったと思いますね。なぜなら、じゃあ誰が話して、誰が書いた?となる。もちろんメディア側も取材源の秘匿が原則だから言えるわけがないけど、そこは狭い村社会ですからね。

球団との関係は悪くなりますし、その後のことを考えるとなかなか書けない。当時、記者仲間で『あんなネタ、絶対に書けないよ。東スポはすごいわ』って。東スポの記者に『誰が書いた?』って聞いても、この時ばかりは何も話してくれなかった(笑)」

続く

以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1710592

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0002逢いみての… ★2020/11/02(月) 00:17:46.05ID:CAP_USER
 こうした爆弾ネタを取ってくる夕刊紙だが、それもやはり取材力の賜物だという。その手法は一般紙の記者ではなかなかマネのできないものだという。前出の記者は苦笑交じりに、その取材手法を語ってくれた。

「ある夕刊紙の記者は、球場に来ないんですよ。その記者は試合が始まる時間になると監督の家に行って、奥さんと子供たちと一緒にメシを食いながらテレビで試合を観て、監督の帰宅を待って話を聞いて記事にしていたんです。こんな食い込み方はそうそうマネできない(笑)。そりゃ、我々なんかとは比べものにならないネタを連発してましたよ。

 それとしつこさですね。監督が車に乗り込むまで付いていって、車に乗り込んでコメントを取ろうとしたところ、監督がドアを閉めたんですよ。そしたら、ドアに頭を挟まれてそのまま車が出そうになったことがあり、現場が騒然となったことがある」

 どんなことでもネタにされてしまうので、記者たちも夕刊紙記者に対しては身構えてしまうこともあるという。野球番組を制作するテレビ関係者はある日の夕刊紙を見て驚愕したという。

「選手と飲みに行ったんですよ。その時にいろいろと球団の内情を聞いたりしたんです。その数日後に球場で顔見知りの夕刊紙記者と喫煙所で一緒になったので、立ち話でその話を軽くしたんですよ。そしたら翌日、私が立ち話で喋った内容がそっくりそのまま『関係者によると〜』と書かれていた。さすがに『記事にするなら言ってよ』と怒ったんですが、『面白かったんで書いちゃいました』って(苦笑)」

 生き馬の目を抜くとはこのことか。これではおちおち立ち話もできなさそうである。

 だが、そこまでして取ったネタであっても、ネット上では「またか……」と言われることも少なくないのである。同業他者としては思わず同情してしまうような話である。では、実際に夕刊紙のネタについて、球団関係者はどう見ているのだろうか。ある球団関係者はこう語る。

「正直、一発目のネタ、初出になった媒体が夕刊紙だと気分的に楽ですよ。ネット上では勝手に火消ししてくれますから。ゴシップ系の週刊誌も同じですね。ある球団で指導者によるパワハラ行為があり、選手がノイローゼのようになってしまったんです。そのことに絡んで、チームで内紛が起きてしまったことをある夕刊紙が書いてしまったんです。

 球団も事態を重く観て、取材されたときに出すコメントやその後のメディア対応を協議したようですが、蓋を開けてみるとネット上では『妄想記事』や『また……か』と。結局、ネット上では勝手に火消しされてしまった恰好に。球団も内々にこのコーチに厳重注意をして幕引きとなったんです」

 とにもかくにも夕刊紙は一般紙とは違った視点、手法でネタを集めているのは確かなことである。これからは「また東スポか」とか、「ゲンダイ得意の妄想記事」なんて一蹴せず、「これを言ったのはまさか……」というように、ネタを深掘りして楽しんでみてはどうだろうか。

取材・文/谷川一球
0004夜更かしなピンクさん2020/11/03(火) 17:53:41.66ID:T4fK76xW
ネットで観測、ステマ、提灯…とテクを披露してるからなあ
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