0001逢いみての… ★
2020/12/06(日) 00:01:01.04ID:CAP_USER今でこそ自由な恋愛や結婚が当たり前のこととして多くの人々に認識されているが、ほんの数十年ほど前には、まだまだそうしたことが許されず、親などが決めた相手と有無を言わさず結婚させられることも珍しくなかった。今回ご紹介するのは、そうした不自由な時代に実際に行われていたという奇妙な婚姻に関する事例だ。
「まぁ、昔の話だけどね。たしかにそういうことをやっていた時代はあったよ」
かつて東北地方のとある田園地帯で行われていたという奇妙な婚姻についてそう語るのは、当地で生まれ、実際にそうした特殊な事例をいくつも見てきたという元自営業・小坂繁さん(仮名・88)。小坂さんの話によると、その昔、当地の男女たちは、自由な結婚が許されず、くじ引きで決められた相手とのみ結婚するよう、周囲から強要されていたという。
「毎年、正月になるとね、まだ結婚していない連中だけを集めてくじ引きをするの。くじはハズレが混ざっていてね、結ばれるのは3組だけなんだけどさ。早い話がその相手と結婚するというわけだわね」
要は、正月のイベントとして未婚の男女たちを対象としたくじ引きが行われ、それにより、幸か不幸か組み合わされた相手と強制的に結婚させられるというシステムのようだが、無論、そんなヤクザな手法がいつまでも上手くわけがない。くじの結果に不満を抱いた男女が、意中の相手と駆け落ちしたり、くじに細工を施して八百長をしでかす者などが続出したことから、やがて時代の変遷もあいまっていつしか誰もやらなくなってしまったという。
「もともと大昔は大変な嫁不足でね、長男以外はなかなか結婚できなかったもんだからああいう形になったんだと思うわけ。けど今は相手がいそうな場所へ引っ越せばいいんだから、そもそもくじ引きなんかしなくてもいい。便利な世の中になったもんだね」
もともとは、なかなか結婚できない人たちにも平等に機会を与えるために生まれたと思しき、当地のくじ引きによる強制マッチング。やはりいつの時代もこうしたある意味、中途半端な心遣いは、かえって事態をおかしくしてしまうものなのかもしれない。
文・取材=戸叶和男
以下ソース
https://tocana.jp/2020/12/post_187190_entry.html
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