0001逢いみての… ★
2020/12/11(金) 23:35:29.31ID:CAP_USERhttps://img.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/4937c140befe330aacdfd4be1a66d12f.jpg
語り継がれる「毛皮マス」(ユーチューブから)
今年は例年になく気温の高い日が続き、地域によっては11月にも夏日を観測するなど、なかなか寒くならなかった。しかし、さすがに12月に入ってからは寒さが身にしみる日も増えてきた。外出時には長い間しまってきたコートやダウンジャケットを着込む必要も出てきている。
人類は重ね着や厚着をして寒さに耐えているが、これが動物だった場合はどうなるか。毛皮のあるほ乳類は厚い冬毛に生え変わり、鳥類は羽毛を膨らませて保温を試みる。だが、目に見えて温かい毛皮などを持っていない生物、魚などはどうやって寒さに耐えているのだろうか。
極地や深海など、年間を通して非常に冷たい海に住んでいる魚たちは、筋肉の活性を落としたり、体内に凍結抑制タンパク質を有しているなど、極寒の環境に耐えられるような体のつくりになっているのだ。
だが、中には寒くなると毛皮を着込む魚もいるのだという。それが「毛皮マス」こと「ファー・ベアリング・トラウト」だ。見た目は文字通り毛皮に覆われた体をしており、そこから各部のヒレや魚の頭部がのぞいているという、なんだか姿フライを思わせる姿をしている。
この毛皮マスは北米とアイスランドで発見されたとされる未確認生物。アイスランドでは17世紀以降に「毛むくじゃらのマス」という名前で伝承に登場しており、「悪魔や巨人が創造した、食べることのできない魚」と記されている。1854年にスヴィナヴァトン湖の岸で捕まえられたと言われており、この時は「下あごと首、体の側面とヒレに赤い毛が生えていた」と描写されている。また、男性がこの毛皮マスを食べると妊娠し、出産の際には陰嚢を切り開く必要がある、という民間伝承もあった。
米国では1929年にモンタナワイルドライフ誌に掲載された、J・H・ヒッケン氏の記事が初出とみられている。そこでは毛皮マスについて「冷たい水から出すと、温度変化で毛皮部分がきれいに剥がれ落ちるため、商業目的で利用できる。あとは冷蔵庫で保管し、必要に応じて利用する」と紹介されている。他にも「夏には毛皮を脱ぎ捨てる」「甲状腺腫の治療薬となる」等の話もあり、毛皮マスの話は1930年代ごろまで人気の話題となったようだ。
同じく北米大陸のカナダでもスペリオル湖やオンタリオ州などで捕獲例があったという話がささやかれている。
また、米国では2015年に実際に毛皮マスを捕まえた!?という人物が名乗り出て話題になった。問題の毛皮マスはウィスコンシン州ミルウォーキーのメノモニー川で捕獲されたもので、マスの体にはウサギを思わせる白いふさふさの毛が生えているというものだった。
さて、現代でもたびたび話題になる毛皮マスだが、実際にこのような魚は存在しうるのだろうか。甲殻類ではハサミ部分に毛が生えているモクズガニやキワ・ヒルスタ(通称イエティ・クラブ)等が存在するが、魚では同様の事例はいまだに確認されていない。体の一部に藻が生えたケースや水カビ病≠ノかかったケースでは、確かに体に毛が生えたようには見えるが、ふさふさした毛皮のようになるまで重篤化するケースはきわめてまれなもの。まれな症例を見た人が「毛皮をまとった魚がいる!」と勘違いした可能性は捨てきれない。
なお、毛皮マスには剥製も存在する…が、いずれもウサギの毛皮とマスを利用して作成したフェイクであることが判明している。多くの人が語り継いでいくうちに、尾ヒレだけでなく毛まで生えてしまったものが、毛皮マスなのかもしれない。
【関連動画】fur bearing trout
https://www.youtube.com/watch?v=R5JZx0XK4r4
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/column/yamaguchi/2494056/
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