【女性】『ストーカー』も『変質者』も空想の世界の出来事ではない 「女の子は何も知らない」と切り捨てる男たちが“何も知らない世界”
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001逢いみての… ★2021/01/26(火) 00:51:51.22ID:CAP_USER
―[カリスマ男の娘・大島薫]―

 見た目は美女で心は男。カリスマ男の娘・大島薫。男女の色恋、社会の矛盾、LGBTの無理解――男心と女心の双方を併せ持つ“彼”の目から見た、世の中のフシギとは?

https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/2-1-1.jpg
https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/2-2.jpg
https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/2-3.jpg
https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/2-4.jpg

 年明け初のコラム更新が、1月半ばとなってしまった。皆さま、いかがお過ごしだろうか。

 僕は1月1日からずっと、個人的な発信として、ツイッターに毎日4コマ漫画を載せている。文筆業が疎かになってしまっていたのは、そのためである。文章がメインである筆者の漫画がどのようなものかについては、下記に載せようと思う。

大島薫 漫画大島薫 漫画大島薫 漫画大島薫 漫画 さて、どうしていきなり漫画を描き始めたのかというと、それは「多角的な物の見せ方」をしたかったためだ。

 僕は書籍以外でもほとんど毎日文章をSNS等で発信している。僕はいわゆるバズらせるのが得意なほうだ。このコラムと同じように、内容は「男性の僕が女性の格好になってから気づいたこと」というようなものをメインに書いている。

 しかし、文章でバズる場合は『自分の意見』が必要なことがほとんどだ。ツイッターをやっている人ならわかるだろうが、バズッている文章には必ずそのつぶやいている人本人の考えや、結論が示されていることがわかると思う。

 例えば、「性犯罪を見かけた!」という文章では、ほとんど拡散されない。これが広まるには「性犯罪を見かけた! 許せない」まで書いてある必要がある。ここが濃密であれば、あるほどバズりやすい。

 なぜなら、意見があれば賛同したり、反論したい人が出てくるからだ。「こんなことをいってる人がいる。素敵!」も「こんなのわかってない!」も、自分の考えを広めてくれる燃料になる。

 しかし、僕は男性側の生活も女性側の疑似体験もする中で、こういう物事にはこういう側面もあって……など、一概にはいえないものも多数見かけてきた。

 そうなると、以前のようになんでもかんでも言い切れば良いというものでもなくなってしまった。それにバズるからといって、思ってもいないことをつぶやくのは主義に反する。だから、漫画を描くことにした。漫画というのは、現象だけを提示することができると考えたからだ。

 上に挙げた漫画もどうして女性が『知らないフリ』をするように至ったかの経緯や、そうした結果のみ見せている。しかし、当然女性にも思うところはあるはずだ。こういった女性の行動を物知り顔であっさり男性は「女の子は何も知らない」と切り捨てるが、いやいや、女性はそこまで馬鹿ではない。というのを、ストーリーを通して伝えようと試みたのだ。

 とはいえ、そういった場面だけ見せるものというのは、説明不足にもなりがちだ。そこで、今回は描いた漫画の内容について文章で補足したいと思う。それでは次のマンガをご覧いただきたい。

https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/7-1.jpg
https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/7-2.jpg
https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/7-3.jpg
https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2021/01/7-4.jpg

 どうしてこの漫画を描こうとしたかというと、なにも男叩きがしたいわけではない。この4コマ目の男性の発言が、過去の僕自身をモデルにしているからだ。つまり、自身への後悔と反省を込めた作品といえる。

続く

以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1729181/

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/
0002逢いみての… ★2021/01/26(火) 00:52:00.52ID:CAP_USER
 まだ男性の見た目で男性としてしか生きていなかった時期、突然半同棲している彼女が「駅からの帰り道、ずっとつけてくる男の人がいる」と僕に相談したのだ。ストーカーなんてものはテレビの中だけでの出来事のように思っていた僕は、あっさりとこの4コマ目の男性のいうような発言を彼女にしてしまった。

 いま思えば、勇気を出して相談した彼女に対して、とても残酷な一言を投げかけてしまったと思う。しかし、実際のところ、僕はこの3コマのような出来事は、女性の格好になるまで体験したことがなかった。

 女性の見た目になってからは、ホテルに連れ込もうとする男性と、すれ違いざまに痴漢をしてくる男性には遭遇している。では、1コマ目は空想なのかといわれると、そうでもない。

 そこで挙げたいのが、小学生のときの話だ。そのとき僕は、もちろん普通の男児だったので、学校からの帰り道は友だちと公園で虫取りをしたり、缶蹴りをしたりして一般的な過ごし方をしていた。

 ある日のHRで学校の先生がこんなことを言い出したのだ。

「今日のプールの時間、フェンス越しに女子の水着を撮影している男性がいました。声をかけたら逃げてしまったので、女子は気をつけるように」

 そんなことが告げられた途端、教室が女子の声でザワザワし始めた。内容はこんなもの。

「そういえばさー、○○屋の角曲がったとこに、前見せてくる人おったよね」
「あー、そういえば私も声かけられたことある」

 と、口々に変質者の目撃談が挙がっていく。僕はそれを見ながら子どもながらに、「えー!僕が学校帰りに遊んだりしてる間に、女子はそんなことになっていたのか」と思った記憶がある。

 そして、数十年後、僕がこうして女性の見た目になったことで、痴漢や強姦紛いの男性に出逢うたび、この話を思い出すのだ。

「女性は子どものころから、ずーっとこんな危険と隣り合わせで生きてきたのか」と。

 もちろん運良くこういったものと関わらずに生きてこられた女性も、もちろん存在はするだろう。だが、けっしてこういった被害は珍しいことではない。

 しかし、僕がそうだったように、男性の多くはストーカーも変質者もどこか遠いものに思えている。見えていないものの存在を疑う人はいるだろう。幽霊を見たことがない人が、幽霊を否定するのと同じだ。

 もしかすると、幽霊程度の話ならテレビタックル的議論のネタとして楽しめたりするかもしれないが、性被害を「見たことがないからない」と否定するのは、受け取り側の傷付き方が違ってくる。

 僕も見てきたたくさんの変質者や危険な人物について話すと、「そんな人いないでしょ」という反応をいくつもされてきた。される側になってようやく理解するのもどうなのかという話だが、やっぱりガクッとくるものだ。その人の「そんな人いないでしょ」で、僕の負った傷やトラウマもなかったことになればいいのだが、そんなことにはならない。

 そういった想いを込めて、架空のキャラクターを使い、こういった現状があると描いてみた。

 ツイート後は女性の多くから様々な反応をもらった。「私の夫も私のストーカー被害を信じてくれませんでした」なんて、まさに僕がやってしまったことと同じことをされたという女性もいて、自責の念で胸が苦しくなった。とはいえ、一番辛いのは当事者だろう。

 僕が犯した過去の過ちを繰り返す人はできるだけ少なくなって欲しい。もし、これを読んでいるあなたが男性で、いつかパートナーや親しい女性から「こんな被害がある・こんな被害があった」と報告されたときには、「そんなことある? ないない」といった反応ではなく、「そういうこともあるかも」と思って真剣に聞いてあげて欲しい。直接的な解決ができなくとも、信じてもらい、痛みを理解してもらえるだけでも、被害者の傷はいくらか癒えるものだ。

 あなたまでもが、女性にとって「信頼できない男性」の一人になってしまわぬよう、願っている。
0003夜更かしなピンクさん2021/01/26(火) 01:45:22.80ID:yssmptUM
「女の子は何も知らない」と切り捨てる男たちはこいつらとイコールじゃない
0005夜更かしなピンクさん2021/01/26(火) 08:09:10.17ID:oj15XpVT
その点、男女そろって「あなたは人畜無害ね」と言われる俺には無縁の話
こんなによい人なのに、なぜか高齢独身者
0006夜更かしなピンクさん2021/01/26(火) 09:01:38.27ID:uVV4l1SO
ま、このコロナにより現代人が少しでも変わってくれる事を祈るけどね
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています