0001逢いみての… ★
2021/03/10(水) 23:19:23.83ID:CAP_USER新型コロナウイルス感染拡大によって、東京に二度目の緊急事態宣言が出された2021年1月。私は、吉原でソープ嬢として働く真理子(33歳)に話を聞いていた。
このコロナ禍の中で、東京都では営業時間の短縮要請に応じた事業者に対し1日6万円の協力金が支給されている。ところが、風俗店には1円たりともお金は出ていない。しかも、濃厚接触の極みとも言うべき体を売る仕事であるため、他の仕事以上にリスクを伴う。
果たして、そんな状態の現場で働く風俗嬢や関係者たちは、どのようにこの事態を生き抜いているのか。
「毎年、お正月は予約のお客様でお店はいっぱいになるんです。全部の部屋が埋まらなかったのは、7年この仕事をしていて、初めてのことですね」
7年にわたって吉原で働いた真理子。しかし、彼女は昨年4月に1回目の緊急事態宣言が出された際、ソープでの仕事を辞めた。
「小学生の娘がいて、2人で生活をしているので、コロナが怖かったんです。ソープの仕事はもろ濃厚接触じゃないですか。もし感染したらと思ったら、続ける気になれなかったんです」
ソープ嬢から足を洗い、昼職に転じたという。
「ソープ時代に、毎月100万円を目標に貯金していました。なので、今も4000万円ぐらいは貯金があります。私ってものすごいケチで、貯金を1円でも切り崩したくないと思って、昼のアルバイトをすることにしたんです。とある施設の誘導係を週に3日やって、月に10万円ほどもらっていました」
濃厚接触の可能性はなくなったものの、収入は10分の1以下になったわけだ。当然、生活は厳しい。
「10万円じゃ、家賃ぐらいにしかなりませんからね。ソープ嬢の知り合いの中には、持続化給付金の不正受給をしている人もいました。私にも、30万円の申告手数料で70万円が手に入るという話がきましたけど、やりませんでした。生活が厳しくなったのを知って、ありがたいことに、援助してくれるソープ時代のお客さんがいたんです。ずっと通って来てくれていた人で、月に30万円援助してくれています」
かなりの金額を手にした真理子だったが、それにはある条件があった。
「もう仕事には復帰せず、普通に生活して欲しいと言われました。それで、誘導係の仕事と彼からの送金で生活をしていたんですが、昨年の末にコロナが増えて施設が休みになってしまい、このままではまずいなと思って、彼には黙って復帰することにしたんです」
30万円だけでも生活はできるはずだが、「彼に頼りきりになるのが嫌だ」と、真理子は言う。
「母子家庭ですし、いつまでもやれる仕事ではないので、少しでも貯金したいという思いがあるんです。それで、新規のお客さんを取らず、店のホームページにも載せないで、以前のお客さんの予約だけを取ることで働きはじめたんです」
再び働き始めたソープで得られるのが、約30万円。仕送りの30万円と合わせれば、不自由なく暮らせる金額になる。ところが、そこで真理子が言いにくそうに口を開いた。
「実は、他にも昼間の仕事がなくなって大変だろうと、お金を送ってくれる人がいるんです」
このご時世、お金のあるところにはあるんだなと、驚かされた。
「送ってくれる人は、他にも5人います。細かいことは明かせませんが、合計で75万円。これに、さっきの60万円を合わせると月に130万円以上になって、以前、ソープで働いていた時より多くなります。送ってくれる人には申し訳ないですけど、ソープに復帰したことはこれからも隠します」
コロナという風俗業界にとっては未曾有の危機を、彼女は逆手に取って乗り切ろうとしていたのだ。
男たちの良心を利用していると、不快に思う人もいるかもしれない。しかし私は、他人事という気持ちもあるのかもしれないが、転んでもタダでは起きない彼女の強かさに心を打たれた。
続く
以下ソース
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/13411
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