0001逢いみての… ★
2021/03/23(火) 23:48:37.89ID:CAP_USER私のライフワークである「性交痛と人の関わりを研究する活動」。セックスについて恥ずかしがらず、普通のこととしてとらえられるようになったのは、性科学と、WHOなど国際機関が定める性の権利や性の健康という概念に出合ったから。
ジェンダーギャップ指数2020で第3位のフィンランドでは、その概念に沿って、子供の頃から人体の構造から生殖、感情、人間関係、権利、性的健康などを幅広く学ぶそう。それに対し、ジェンダーギャップ指数121位の日本では、性教育といえば生殖と性感染症予防が中心。性を日陰のものとして扱い、下ネタ的に話をするような文化が根付いています。
私も若い頃、「セックスについて話すのは恥ずかしい」「女だから詳しくなくて当然」「男性にすべて任せるだけでいい」という考えでした。性交痛に直面したときも、不妊かもと思ったときも、積極的に動けず解決に非常に時間がかかってしまいました。いざ不妊治療が始まったら、今度は病院に任せきり。もし、今のように性に関する知識があり、セックスを楽しみたいというのは当たり前と考えられていたら……。きっと恥ずかしがらず、パートナーや医師とも相談して、もっと健康で幸せな人生を過ごせていたはずです。
性に関する知識は、自分の健康を守り、人生を豊かにします。現在、日本の一部の学校では婦人科医や性教育団体などに外部委託し、国際スタンダードに沿った性教育を取り入れています。それによって生徒たちの性行動が慎重になるなど、良い結果が出ています。
一方、我々中高年世代は新しい性の知識を得る機会が少ないまま過ごしています。残念ながら、テレビの健康情報番組は性を避けている場合がほとんど。今はオンラインで情報発信をしている専門家もいますから、本やインターネットで積極的に情報を集め、性(セクシュアリティー)の知識を中高年世代も身につけてほしい。健康で豊かな人生を送るために。
以下ソース
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/276044
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