0001逢いみての… ★
2021/07/01(木) 23:37:52.38ID:CAP_USERそのため「愚者の金」とも呼ばれてきました。
オーストラリア・カーティン大学(Curtin University)地球惑星科学部に所属するデニス・フージャラス氏ら研究チームは、黄鉄鉱の中に微量の金が閉じ込められていたと発表しました。
愚者の金は、そこまで愚かではなかったのです。
研究の詳細は、6月24日付の学術誌『Geology』に掲載されました。
発掘された金鉱石には金や石、その他の金属が一緒になって含まれています。
そして溶鉱炉や水銀を使うことで、人は金だけを取り出してきました。
今回、研究対象となったのは黄金に似ている黄鉄鉱です。
フージャラス氏によると、「これまでにも黄鉄鉱の中から金を見つけることはあった」とのこと。
ただし、それらは黄鉄鉱と金が合金となっていたり、黄鉄鉱の中に粒子として金が含まれていたりするケースに限られています。
ところが最近、フージャラス氏ら研究チームは、黄鉄鉱に「格子欠陥」として金が存在していることを発見しました。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2021/06/Point_defects_NT.png
金属などの結晶の原子配列は、規則正しい格子状になっています。
ところが、この原子配列は必ずしも完全ではありません。一部原子が抜けていたり、余計な原子が含まれていたりするのです。
この不規則な状態を格子欠陥と呼び、黄鉄鉱にも格子欠陥があります。
そして今回、黄鉄鉱には「転位」という線状の格子欠陥のかたちで、「ナノスケールの金」が含まれていると判明しました。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2021/06/FireShot-Capture-041-A-new-kind-of-invisible-gold-in-pyrite-hosted-in-deformation-related-_-pubs.geoscienceworld.org_.png
つまり黄鉄鉱の中には、原子レベルの「見えない金」が存在していたのです。
フージャラス氏によると、「金の大きさは人間の髪の毛の幅の10万分の1なので、これを確認するにはアトムプローブ・トモグラフィーと呼ばれる特殊な技術が必要」とのこと。
また研究チームは、黄鉄鉱に含まれる金の抽出方法も検討し、選択浸出(英語:selective leaching)と呼ばれる方法で金だけを取り出せると分かりました。
これまで黄鉄鉱を金と勘違いし、高く評価してきた人は「愚者」とみなされてきました。
ところが実際、彼らは目に見えない金を入手しており、そこまで愚かではなかったのです。
以下ソース
https://nazology.net/archives/91845
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