0001逢いみての… ★
2021/07/07(水) 23:53:07.85ID:CAP_USER多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」が今年5月に発表した都市圏在住の15〜64歳3777人を対象にした調査では、都市圏在住の日本人の12.7%がすでにフードデリバリーの仕事経験があるそうだ。
しかし、真面目な配達員もいる一方、お客の立場としては来てほしくないような魔物もなかにはいる。今回話を聞いたのは、北海道出身の田沢大輔(仮名・40歳)さんだ。
上京して20年になるという大輔さんは、東京の専門学校を出て就職したものの、社内の人間関係に挫折して2年で会社をやめた。それ以降は、夜の工場勤務や建設現場の作業員などで生計を立ててきたというが、コロナ禍により仕事がなくなり無職になった。
「新型コロナウイルスのせいで、いまはアルバイトも見つからない。わたしは上京をきっかけに人生を変えたかったんだ。だから東京に来たんだよ」
大輔さんはそう語るが、地元の北海道ではつらい思いをしてきたのだという。他人の感情を読み取ることに疎く、コミュニケーションが苦手。そこで始めたのが、アプリのシステムで飲食店からお客さんへ直接料理を届けるフードデリバリーの仕事だ。
それならば、お店から料理を受け取るときと、お客さんに受け渡すときにだけ態度に気を付ければいい。サービス業によくある、無理な愛想笑いなどは不要だと考えたのだ。
「毎朝、自宅のある千葉から電車で東京駅まで行き、最初はそこでレンタル自転車を使って配達したよ。連日10時間以上自転車をこいだ。月30万円なら自転車で稼げると思った。しかし、自転車ではやはり限界がある。バイクが必要だ」
大輔さんは、配達をはじめて2カ月後に中古でホンダのスーパーカブを買った。しかし、コミュニケーションが苦手という大輔さんが、複雑な交通社会に出てバイクを運転するのは危険だ。運転とは他者とのコミュニケーションそのものだからだ。
「買ったのは排気量50ccのカブ。普通自動車免許しかもってないから50ccにしか乗れないんだよ。二段階右折や法廷速度30kmだの、そんなものを守っていたら配達はできない」と言う大輔さんの実態は、我々の想像の上をいく。
「なぜか警官から違反だと停められることが多くて。だから、私はすぐ逃げるようにしているよ。自分の免許証のほうが大事だから。パトカーや自転車の警官は問題にならない。カブは小回りがきくし、車道を逆走することもできるしね。
問題は白バイなんだよ……。白バイとは7勝3敗。奴らは手強いよ。細い道や一方通行でも本気で追ってくる。だから、私は白バイが向かう方向とは逆向きに歩道を爆走して引き離すんだ! 私は半分以上の確率で白バイには勝っているよ」
まるで武勇伝のように語る態度には呆れてしまうが、大輔さんは身長180cm以上ある超人ハルクのような男だ。しかし、警察と激しいカーチェイスをする様はまるで、ハタからは決して笑えない「トムとジェリー」のようでもある。
フードデリバリーで配達する品は固形の料理だけではなく、スープやドリンクなどの液体物も多い。運転中に蓋が開いてしまうこともあるようだ。「ケチって安っぽい容器を使われると、バイクだから揺れて蓋が開いてしまう。液体を入れるなら容器はちゃんと考えてほしい!」と、苛立ちながら話す大輔さんだが、その対処法を聞いて驚きを隠せなくなった。
「配達中に中身がこぼれることがある。容器が悪い! そんなときは冷静になってこぼれた液体の色を確認するんだ。オーダーを見ればそれがコーラなのかウーロン茶なのか確認できる。あとは自販機かコンビニへ行き、同じものを買えばいい。しかし、メロンソーダやレモンジュースがこぼれたときは苦労したよ。そのときはメロンクリームソーダしか探せなくて、代わりにそれを入れておいた。レモンジュースはレモンスカッシュに入れかえた。大変だったのは高そうなスムージーだね。あれがこぼれたときは最悪だったよ。コンビニでスムージーを買っても額だからね」
続く
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1765725
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