0001逢いみての… ★
2021/07/29(木) 23:25:49.04ID:CAP_USER7月10日に国立アマゾン研究所(INPA)の研究者たちにより『Animal Behavior』掲載された論文によれば、アマゾンに生息する一部の強いオス魚は、面倒な求愛行動を放棄し、他の弱いオス魚が頑張って求愛して獲得したカノジョを「寝取る」という戦法を採用しているとのこと。
しかし、他を圧倒する強いオスであればこそ、自分からメスに求愛したほうが確実に子孫を残せるはずです。
なぜ強者は「寝取り」に専念する道を選んだのでしょうか?
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魚の世界では求愛の努力をしないオスによる「寝取り」が横行していたと判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部
多くの動物の世界では、オスは強くあることが求められます。
自分の遺伝子を残すには、競争相手となる他のオスを退け、メスに対して積極的な求愛を行う必要があるからです。
しかし、アマゾンに生息する「セルフィンテトラ」と呼ばれる魚の世界では、少し様子が異なるようです。
発見のキッカケは、ブラジルの国立アマゾン研究所の研究者たちが、アマゾンの支流でシュノーケリングをしているときに見かけた奇妙な光景でした。
オスの求愛がメスに受け入れられカップルが成立し、産卵に適した住処に移動し始めた直後、大きな体格をした強いオスが物陰から飛び出してきて、カップルのメスと交尾(体外受精)しはじめたのです。
一方、カップルの片割れだったオスは、強いオスにビビッたのか、逃げ去ったそう。
一連の光景は、強いオスが弱いオスを退けてメスと交尾するという何気ない現象にも見えましたが、現場を直接観察したda SilvaPires氏は何かがひっかかりました。
強いオスにとって、何もかもが都合が良すぎる展開だったのです。
そのため一連の事件には、偶然を超えた何かがあるに違いないと考え、彼は調査をはじめました。
今回目撃された流れるような「寝取り」劇は、計画的なものだったのでしょうか?
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強いオスはなぜか求愛をせずチューブの確保に全力をあげる / Credit:Canva . ナゾロジー編集部
強いオスによる「寝取り」は計画的なものだったのか?
謎を確かめるために、研究者らは22個の水槽を用意し、それぞれの水槽に繁殖期にある「強いオス・弱いオス・メス」の3匹と、住処や産卵場所として最適なチューブを1つ配置しました。
すると、どの水槽でも強いオスはメスを無視して真っ先にチューブの中に潜り込み、エサを食べる時以外は動かなくなりました。
繁殖期にあるにもかかわらず、強いオスがメスを無視したという事実は、研究者たちを驚かせました。
一方、弱いオスはメスに対して盛んな求愛を行っていました。
セルフィンテトラの求愛は、ヒレを広げながらメスの前で行うダンスですが、メスがなかなか受け入れてくれない場合、数日に渡たる過酷なもになります。
またメスの気を引くためのダンスは当然ながら捕食者の注意も引いてしまうため、求愛は命がけです。
そして努力が実りオスの求愛をメスが受け入れると、メスはオスのダンスを模倣し始め、メスの体の表面が黒っぽい色調に変化していき、体内では産卵に向けた準備が進行します。
多大なリスクと労力を支払ったオスの求愛ダンスには、メスの体を産卵モードに移行させる効果もあったのです。
続く
以下ソース
https://nazology.net/archives/93685
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