0001逢いみての… ★
2021/08/12(木) 23:47:12.51ID:CAP_USER林真須美死刑囚（60）の２度目の再審請求が、５月31日付で和歌山地裁に受理された。しかし、その９日後、真須美死刑囚の長女（37）が下の娘（４）と関西空港連絡橋から身を投げ死亡。その直前には、上の娘（16）が心肺停止状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。
真須美死刑囚の再審請求と、長女一家の事件がほぼ同時期に起こったことで、マスコミの動きは活発になった。真須美死刑囚の長男、浩次（仮名）さんはこう話す。
「姉が身を投げたのは６月９日午後で、その夜から父（健治さん）のところにマスコミからの問い合わせが殺到しました。そのときはまだ警察発表がなく、私は仕事を終えて父の家に行くと、20?30人ほどの記者が入れ替わりやってきたと教えてくれました。居合わせた記者からは『どんなお姉さんだったのか』、『氏名は』、『生年月日は』といった質問のほか、『（長女が）覚醒剤を使用していたという話もあるが』と聞かれました。結局、死亡解剖の結果、覚醒剤は検出されませんでした」
事件発生後しばらくしてから、長女一家に関する一報が、ウェブニュースとしてパラパラと流れ始めた。カレー事件発生当時、浩次さんは小学５年生。それ以来、マスコミに追われる生活を送ってきたが、今回、不可解な出来事があったと浩次さんは憤りを隠さない。
「98年の事件発生当時から父が顔なじみだった、ある媒体のベテラン記者の方が、父の自宅から住民基本台帳カードを持ち出して、戸籍謄本の写しを取得していたのです。姉に関する個人情報を探るためだったようです」
その記者は集まってきた記者の中で最もよく知る人物だったため、健治さんは自宅に招き入れた。後からやってくる他の記者に対処するため、その記者は健治さんの自宅玄関に「（健治さんは）持病があるため、取材は受けられない」という旨の貼り紙をしたという。
「今思うと、他社の記者を寄せつけないようにするためだったのだと思います。その後、『もし（長女の事件が）本当なら死亡届が出ているはずだから、あんたらも確認したいだろ』と警察署に車で連れていかれました。父が2005年に出所したとき、お寿司を振る舞ってくれて親身に接してくれたり、こちらが知らない情報をもたらしてくれたりと、父も多少気を許していて頼りにしていたところもあったのだと思います。『（こういうことは）慣れてる人間がやったほうがいい』と言われ、よくわからないまま住基カードの持ち出されていたようです」
その後、住基カードと戸籍謄本の写しは健治さん宅に戻されたが、このことを知った浩次さんは健治さんと喧嘩になり、その記者に事実確認をしたという。
「多少の後ろめたさがあったようで、（戸籍謄本の）出どころや取り扱いには注意してほしいというニュアンスのことを言われました。彼自身、父と私のためにやったと思っていると思いますが、いくら顔を知っているからといって明らかに一線を越えていると私は怖くなりました。戸籍を取れば、何かしらの情報がわかるよとアドバイスしてくれれば、自分たちで取ることもできました。それがまさかメディアの人間から、亡くなった長女のほか、2番目の姉、妹も含む、私たち全員の個人情報が手渡されるとは思いもしません。父のことを問い詰めもしましたが、なんでこうなったのか本人はわかっていませんでしたね」
浩次さんは、この件を警察に相談したが、「（マスコミに）注意はできるからと言われたものの、仮に被害届を出したとしても、父は認知機能が低下していて記憶も曖昧だったため、（被害届は）受理されないだろう」と言われたという。
両親が逮捕後、４人の子どもたちは児童養護施設で生活を余儀なくされ、成人してからも“加害者家族”として世間に晒され続けてきた。そして、今回の長女の急死。行き過ぎた取材活動に今も悩まされていると、浩次さんは語った。
以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293091
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