0001逢いみての… ★
2021/08/23(月) 00:43:14.39ID:CAP_USERhttps://nazology.net/wp-content/uploads/2021/08/image-1.jpg
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インドの路上では、ある植物から作られたスナックが広く販売されています。
ところが、誰もこのスナックの正体を知りません。
どんな原料で作られているのか、またどこから入手しているのか、全く分からないのです。
このスナックの正体は、何十年もの間、植物学者たちを悩ませてきましたが、最近になってようやく判明してきました。
ジャーナリスト兼フードエクスプローラーであるバルカ・クマリ氏がインドの不思議な街頭スナックの正体を解説しています。
インドの路上では、一人の売り子が「木の幹のようなもの」を手押し車で販売しています。
芯の部分はクリーム色または白色で、皮の部分は茶色がかったオレンジ色をしており、水平に薄くスライスしてから提供されます。
それ自体に味はないものの、塩、チリパウダーとライムまたは、砂糖とライムなどで味付けされているとのこと。
ジューシーでサクサクとした食感のスナックです。
売り子の説明によると、このスナックはある植物の「根」であり、「森から取ってくる人たち」から仕入れているとのこと。
この植物は南インドでは「Bhoochakara Gadda」と呼ばれ、北では「Ram Kand Mool」と呼ばれています。
ネット上では、これら植物の学名が「Maerua oblongifolia」だと書かれています。
しかし本当にMaerua oblongifoliaの根は、このスナックのように大きいのでしょうか?
疑問に思ったクマリ氏は、不思議なスナックについて調査することにしました。
クマリ氏が住む地域の森林科学者、食品科学の教授たちに連絡を取ったところ、誰もMaerua oblongifoliaの木を見たことがありませんでした。
そこで南の地域に移って同様に調査しましたが、そこでもやはり科学者たちはこのスナックや木についてよく知りませんでした。
そして調査を続けるうちにクマリ氏は、次の事実を知ることとなります。
「インドの北から西、また南のいくつかの地域で、何十年もの間広く販売されているスナックの正体を、食べている人も、科学者たちも、なぜか誰も知らない」のです。
ところが2011年、クマリ氏はMaerua oblongifoliaの繁殖に関する論文とその著者たちから情報を得ることに成功。
彼らによると、「Maerua oblongifoliaの根は食べられない」とのこと。
また、「乾燥した地域で育つMaerua oblongifoliaの根が、このスナックほど太くジューシーになるための水がどこにあるのか? スナックがMaerua oblongifoliaであるはずがない」と述べました。
つまり、人々がもつ一般的な情報すら間違っていたのです。
スナックの正体は、ますます分からなくなりました。
クマリ氏が調査を続けた結果、民族植物学者のコプラ・ヘマドリ博士にたどり着きました。
ヘマドリ氏は1994年、スナックの起源を確かめるため、インド中の根を掘って回っていました。
その結果たどり着いたのが、多肉植物の一種であるリュウゼツラン(学名:Agave)です。
リュウゼツランは形状がアロエに似た植物であり、成長すると幅3m、高さ6mになると言われています。
ヘマドリ氏によると、「リュウゼツランの根を食べてみると、でんぷん質が多く、スナック菓子のようだった」とのこと。
さらに他の植物学者たちの情報を集めることで、スナックの正体がリュウゼツランである可能性が高いと判明しました。
2010年のある研究では、スナックとリュウゼツランをDNAバーコーディングしたところ、89%一致するとの結果が得られたようです。
またリュウゼツランにはいくつかの種類があり、スナックに一番近い種類が調査されたところ、サイザルアサ(学名:Agave sisalana Perrine)に絞られました。
実際、サイザルアサをスライスして食べてみると、スナックと同じような歯ごたえがあり、味もありませんでした。
続く
以下ソース
https://nazology.net/archives/94319
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