0001逢いみての… ★
2021/09/12(日) 23:34:22.71ID:CAP_USER最近よく「不同意性交等罪」という言葉をインターネットやテレビの報道などで目にしたことがあるでしょう。現在、法務省で刑法改正の議論が行われていますが、その中で「同意なき性行為」を処罰する「不同意性交等罪」なる規定の創設が注目を浴びています。
現行刑法では、１３歳以上の者に対し、「暴行又は脅迫を用いて」性交等をした者と、１３歳未満の者に性交等をした者が強制性交等罪（５年以上の懲役、刑法１７７条）にあたります。
１３歳未満の者と性行為をすれば暴行又は脅迫がなくとも犯罪ですが、１３歳以上のものに対する性行為が犯罪になるためには、相手方の反抗を著しく困難ならしめる程度の暴行脅迫が必要です。このような暴行脅迫があったことの証明は容易ではありません。
また、相手方を「心神喪失若しくは抗拒不能」にさせるなどして性交等をした者も準強制性交等罪（刑法第１７８条）になりますが、抵抗不能だったことを証明することも簡単ではありません。
このように、殴られた痕があったり、睡眠薬などの成分が体内から出てきたなどの事情がない限り、被害者が「無理やり押さえつけられた」と訴えても、加害者側の「抵抗しなかった」「受け入れてた」という弁解を覆せないことが多く、一時期、全国の裁判所で性犯罪に関する複数の無罪判決が出ました。
このような無罪判決に対する疑問や、海外での法規制の情報が広まったことで、同意がないことだけで犯罪が成立する「不同意性交等罪」の創設を求める声が上がるようになったのです。
ただ、この「同意なき性行為」を処罰対象とすることにも問題があります。例えば性交渉後に関係が悪化し、一方から本当は同意などなかったなどと言われてしまえば、処罰される危険があるのです。
強制性交等罪で起訴され有罪判決を受ければ実刑判決となる可能性が高いです。今回の法改正は、このような危険を回避するかたちで議論されなければならないと考えています。
以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/294640
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