「小池新党」の下地なのか――。次期衆院選が間近に迫る中、前埼玉県知事の上田清司参院議員(無所属)が新党結成の準備を進めていることが、政界関係者の間で話題だ。

 民主党の衆院議員だった上田氏は2003年に埼玉県知事に転じて4期16年務め、19年10月の参院埼玉選挙区補選で国政に復帰した。

「19年の埼玉補選で自民党は対立候補を立てず、上田氏の当選を側面支援した。背景には、旧新生党、旧新進党で共に歩んだ上田氏と二階幹事長との親密な関係があります。当選後は特別会員として二階派に所属するのではないかとも言われていました。結局、どこの政党にも加わらないまま、国民民主党との共同会派に所属しています」(永田町関係者)

 注目を集めているのは、上田氏が先月、国会内で開いた会合だ。参加したのは、いずれも無所属の衆院議員で笠浩史氏、吉良州司氏、柿沢未途市、井上一徳氏の4氏。前回衆院選では、4人とも東京都の小池知事が結成した「希望の党」から出馬して当選を果たした。中でも井上氏は防衛官僚時代に小池知事に仕えたことが縁で一本釣りされ、比例名簿上位で優遇された経緯がある。

 会合で上田氏がブチ上げた新党構想は「首長経験者を前面に出す」というもの。「自民党にも野党にも入れたくない保守層の受け皿になる国政政党が必要だ」との意見も出たという。7月の東京都議選で小池知事が率いる都民ファーストの会が善戦したことを念頭に置いたものだ。そうなると、上田氏が言う「首長経験者」が小池知事を指しているとみられるのは当然だろう。

 参加者のうち、笠氏は近く立憲民主党入りする見通しだが、上田新党が結成されれば元衆院議員など数人が合流する予定だという。

「小池さんと上田さんは、かつて新進党で結党から参加した同志だった。二階幹事長を通じてのパイプもあるでしょう。2人が水面下で気脈を通じ、新党構想を進めていても不思議はない。『上田新党』はダミーで、衆院選直前に『小池新党』に衣替えする可能性は十分ある。本人が出馬するかどうかは別にして、首都圏を中心に候補者を擁立してくるのではないか。小池新党に保守票が流れれば、自民が惨敗した都議選の二の舞いになりかねません」(自民党関係者)

 国政に関してダンマリの小池知事だが、何か企んでいるのか。この政局を女帝が見逃すとは思えない。 

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294836

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