0001逢いみての… ★
2021/09/29(水) 23:20:38.07ID:CAP_USER極超音速ミサイルとは、今の軍事の世界でももっとも注目されている兵器のひとつである。北朝鮮が、この開発を実際に進めており、すでに初期実験段階にまで達していたのだ。
28日午前6時40分に発射された1発のミサイルについては、当日段階で韓国軍が「飛翔距離200q以下、最大高度およそ30q」「弾道ミサイルかは未確認」と発表していた。
ただ、韓国軍筋からの未確認情報として、聯合ニュースなどが「これまでとは違う高度や速度から新型ミサイルと推定される」「極超音速ミサイルの実験の可能性も」とも報じていた。北朝鮮側の発表により、その懸念が事実だったことが確認されたことになる。
米国がミサイル防衛を開発したことで、従来の弾道ミサイルでは迎撃される可能性が高くなった。そこでロシアや中国は、ミサイル防衛を掻い潜るミサイルの開発に力を入れている。
そのひとつが、マッハ5以上の高速で低い弾道で発射される極超音速滑空ミサイルだ。弾頭を滑空体にすることにより比較的低い高度を高速のまま長距離飛べるのが特徴で、敵に発見されにくく、軌道予測もされづらいため、迎撃が難しい。
さらに高度70q以下で飛べば、大気圏外用の迎撃ミサイルを搭載する現在のイージス艦では対応できない。ミサイル防衛突破の切り札ともいえる極超音速ミサイルだが、北朝鮮はそれを実際に開発していたわけである。
北朝鮮はすでに、敵イージス艦ミサイル防衛突破用に低高度を変則軌道で滑空するKN-23短距離ミサイルを開発しているが、まだパワーが弱く、速度・飛距離が充分ではない。イージス艦の迎撃ミサイルを掻い潜る高度で発射した場合、韓国および、せいぜい西日本の一部にようやく届く程度だ。
その点、たとえば北朝鮮がすでに開発している火星12、14、15、16といった中・長距離弾道ミサイルのロケット技術を応用し、そこに滑空体を搭載できれば、日本全土はおろか、グアム、アラスカ、ハワイ、さらには米本土まで射程に入る可能性がある。
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今回、朝鮮中央通信が発表した写真からすると、火星8には、1段式液体燃料ロケットに、操舵翼のついた新型の滑空体が弾頭として搭載されている。
写真だけから直接、性能を推測するのは難しいが、今回は飛翔距離が200q以下と短いので、途中で実験失敗したのでなければ、短距離ロケットに滑空体を載せて初期段階の飛行実験を行った可能性が高い。
朝鮮中央通信の当該記事によると、「分離された極超音速滑空飛行戦闘部の誘導機動性と滑空飛行特性をはじめとする技術的指標を実証」とあるので、少なくとも滑空体の分離と初歩的な誘導は成功したものとみられる。
また、「初めて取り入れたアンプル化されたミサイル燃料系統とエンジンの安定性を実証」との文言から、ロケットのエンジンにも改良が加えられていたことが推測できる。
ただ、もちろんそれで終わりというわけではなく、まずは日本やグアムあたりまでを射程に収める中距離ミサイルを開発し、実戦配備を目指すだろう。さらに滑空体の制御や耐熱などの技術開発が進めば、いずれはICBM級のロケットと組み合わせて、米本土を狙うミサイルを開発していく計画だと考えられる。
さらに、同記事の注目部分は次の部分だ。
「第8回党大会が示した国防科学発展および兵器システム開発5カ年計画の戦略兵器部門の最優先5大課題に属する極超音速ミサイルの研究開発は、順次的かつ科学的で頼もしい開発プロセスに従って推し進められてきた」
つまり、極超音速ミサイルは、現在進めている5つの優先的な戦略兵器開発のひとつだというのである。
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/207818
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