0001逢いみての… ★
2021/10/16(土) 23:03:15.71ID:CAP_USERアメリカでは21〜30歳の女性のうち12%がステルシング被害に遭ったことがあるという調査結果も出ている。2017年にその実態を論文にまとめたのは、イェール大学法科大学院生だったアレキサンドラ・ブロドスキーさん(現在は公民権専門弁護士)。彼女自身、ステルシングの被害に見舞われ、他の被害者数人と訴訟を起こしたこともある。ブロドスキーさんは論文でこう訴えた。
<たとえ合意の下でセックスしていても、その最中に女性が嫌がるのにコンドームを外し、女性の体内で射精する行為は、女性を侮辱し、非道徳であるばかりでなく、レイプと同じ犯罪行為である>
<女性はセックスには同意しても、妊娠したり、性感染症を移されたりすることに合意したわけではない。男性はコンドームなしで射精することで快感を高めたり、征服感を味わったりしたいのだろうが、女性にとっては屈辱であり、レイプと変わりない。立法府はステルシング防止の法的措置を検討すべきだ>
この論文はたちまちネットで話題となり、賛同する声だけでなく、「どうしたらステルシングを楽しめるか」といった不届きな男性サイドのノウハウを紹介するサイトが登場するなどして大きな論争に発展したのである。そして、女性のセクハラ被害を訴えるMe Too運動に熱心だった州下院のクリスティーナ・ガルシア議員が法制化に尽力し、このたび反ステルシング法が成立したという経緯だ。
もちろん同州でも保守系勢力は反対に回り、「セックスは個人の問題だ」「女性がコンドームを外さないでほしいと考えていたことを立証できるのか」といった意見も出た。しかし、その間にイギリスやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも反ステルシングが法制化されたり、同様の行為が裁判で有罪とされたりして世界的な流れになり、2020年には英BBCテレビの人気ドラマ「アイ・メイ・デストロイ・ユー」(君をめちゃめちゃにするかもしれない)でステルシングの場面が描かれたことで大衆の間でも関心が高まっていた。
個人の自由とプライバシーを尊重するアメリカで、セックス中の行為に法的規制がかけられるのは異例だが、州によっては望まない妊娠をしても簡単には人工中絶ができなかったり、エイズなど深刻な性感染症のリスクが高かったりするため、女性にとってコンドームという「薄い防具」の重要性は他国以上という事情もある。
反ステルシング法でカリフォルニアのセックス事情はどう変わるのか。UCLAのある社会学者はこう見ている。
「今回できた法律は民法なので、違反したからといってレイプのように何年も刑務所に放り込まれることはないが、今後、例えば風俗嬢たちが客を相手に次々と賠償訴訟を起こすのは間違いないでしょう。妻が合意の下のセックスで、夫のステルシングを訴えるケースも出てきます。コロナの影響もあって別居する夫婦が急増していますから、相当な数の訴訟が起きるでしょうね」
カリフォルニアでは、ハリウッド・スターやプロアスリートなど、華やかな浮名を流し、一方でセックス・スキャンダルに見舞われるセレブも枚挙にいとまがない。有名人がステルシングで訴えられる日も遠くはなさそうだ。新語「ステルシング」は、押しも押されもせぬ法律用語となった。アメリカを揺り動かすLGBTQ文化がまた一つ「足跡」を残した。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20211016_1699925.html
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