0001逢いみての… ★
2021/11/15(月) 23:37:57.87ID:CAP_USERhttps://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2021/11/aflo_173250002.jpg
ハロウィンの夜、京王線特急内で起きた乗客17人刺傷事件。逮捕された服部容疑者が、犯行前に渋谷の街中を歩く姿は数台の防犯カメラに記録されていた
こうした事件を防ぐ手立てとして脚光を浴びているのが「ディフェンダーX」だ。
人間は緊張すると、顔の皮膚に精神的なストレスによる一過性の“ふるえ”が現れる。「ディフェンダーX」は、その“ふるえ”を検知するソフトウェアだ。検知すると、画面上でその人物が赤い枠で囲まれる。ソ連時代のロシアで軍事用に開発されたもので、2014年に行われたソチオリンピックではすべての入場ゲートに設置され、期間中約2600人を検知し、そのうちの92%が危険物所持や薬物所持、あるいは入場券をもたない不正入場者だったという検証結果も得られている。
国内でも2018年の伊勢志摩サミットをはじめ、現在では小売業では万引きや盗撮の防止に、食品会社では異物混入の防止、製造業では物品の持ち出し防止、倉庫業では商品の抜き取り防止など、さまざまな業種で導入されている。東京オリンピックでも、観客を入れて自転車競技が行われた静岡・修善寺駅で導入された。
「日本では民間の警備会社や企業が導入しているようです。鉄道会社も導入すればいいのにと思います」
こう言うのは、日本人で初めてケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了し、立正大学で犯罪学を教えている小宮信夫氏。
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2013年に発生したボストンマラソン自爆テロ犯人映像の解析結果。リアルタイム監視映像だけでなく、過去の録画映像からも不審者の検知することが可能だという
「『ディフェンダーX』は不審者事前検知システムとも呼ばれていますが、僕は検知された人を『声かけ対象者』とするのがいいのではと考えています。人間はさまざまな理由で緊張します。何か困っていることがあるのかもしれないし、駅であれば、これから線路に飛び込もうとしているのかもしれない。それを人間の目で見極めるのは不可能。だけど、『ディフェンダーX』を使って、赤く囲まれた人がいたら、警備員や駅員が『大丈夫ですか?』『何かお困りのことがあるんですか?』などと声をかける。それだけで自殺や犯罪を防げる可能性があるんです」
ところが、新しいテクノロジーの導入を提案すると、必ずテクノロジー懐疑派が反対するという。理由は大きく分けて2つ。1つは「人権侵害になる」ということ。
「今、防犯システムの1つとして、顔認証システムが話題になっていますが、こちらのほうが、よほど人権を侵害する可能性があると思います。というのは、認証するためには、あらかじめ顔の画像を入れておかなければなりません。だれの顔を入れておくかといえば、前歴のある人でしょう。鉄道会社が防犯のために、犯歴のある人の顔を同意を得ることなく使って問題はないのでしょうか。
対して、『ディフェンダーX』は、その場の生理現象をチェックするだけ。何かと照合することはありませんし、データを保存することもないので、人権を侵害することはありません」
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DEFENDER-Xの原理。@、A、Bの情報を基に解析し不審者の検知を行う
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/214633
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