0001逢いみての… ★
2021/11/16(火) 23:19:10.99ID:CAP_USER新型コロナは多くの失業者を出すなど、“貧困パンデミック”とでも言うべき状況が生まれている。生活困窮層は分厚くなり、さらに下流の“底”がヒビ割れ奈落に落ちる人も……。そんなニッポンの貧困のリアルを取材した。
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野村さんの運営する激安シェアハウス
引き戸の玄関を開けると目に映ったのは、10畳未満の狭小の部屋に押し込まれた鉄パイプの二段ベッド、しかも3つ。大きな窓がなく、室内の空気もどこか湿っている。1か月の家賃が2万5000円の、1畳にも満たないベッド上には、住人の生活必需品、洗濯物などが所狭しと置かれ、寝返りを打つスペースも残されていない。
ここは都内でも安さをウリにした、品川区にあるシェアハウス。住人の中心は20代の若者たちである。オーナーとして実際にここに住んでいる野村康太さん(仮名・24歳)は、激安シェアハウスを始めるに至ったいきさつをこう語る。
「2人兄弟の長男で母子家庭だった僕は、母親の希望で高校には行かずアルバイトをして家計を助けることに。ですが、次第に僕の収入に依存するようになり、軋轢(あつれき)が生まれて大ゲンカに発展。家を追い出されてしまった。未成年で部屋を貸りることもできず、ホームレス生活が続きましたが、バイト先の先輩から、折半でシェアハウスの運営に誘われたんです」
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野村康太さん(仮名・24歳)品川区にある激安シェアハウスを運営する。月の家賃は2万5000円から。自身も住み、住人に仕事を紹介したりもしている
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共同の台所スペース。町工場を改築した建物で、窓を開けてもコンクリートの壁で日当たりも悪い
主にTwitterを使って、入居者を募っているという。
「心のひずみを抱える人、社会になじめない人など、何かしら問題のある入居者がほとんど。内見当日のドタキャン、家賃の未納など、トラブルも多い。それでも、かつての自分と同じ貧困者を救いたいという気持ちがあるので、住人と一緒に生活するようにしています」
実際に、このシェアハウスに住む若者の素顔に迫った。
今年9月に20歳の誕生日を迎えた加藤晴菜さん(仮名)は、青森の実家を飛び出し、4か月前からシェアハウスで暮らしている。
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加藤晴菜さん(仮名・20歳)「男性に囲まれてプライベートがないことはまったく気にならない」と話す加藤さん
「中学生の頃から、祖母と母親のケンカが絶えませんでした。父親は我関せずで、2人の鬱憤の矛先は私。精神的に追い詰められて、何度も家出を繰り返しました」
劣悪な家庭環境から逃げるため、県外の大学を受験したいと母親に嘆願したものの、学費を払えないからと頭ごなしに否定されたという。
「奨学金を満額借りて大学に行くことで納得してもらいましたが、受験日当日に勃発したケンカに巻き込まれて受験会場に間に合わず不合格。1浪して何とか合格を掴んだものの、今度は奨学金と入学の手続きを母親が忘れてしまい、入学が取り消しとなりました」
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実家から持ってきた衣類がベッドの端に寄せられて置かれている。「今の生活に不便さはないので貧困なのかな。ここに住めなくなったら次を考えます」
母親への不信感が募り、またストレス解消のはけ口としての生活が続くと思うと絶望しかなく、“死”が頭をよぎった。そんなとき、Twitterで知り合った3歳年上の男性にシェアハウスに誘われ、キャリーケースに荷物を詰め込み、両親に黙って家を飛び出した。所持金は15万円ほどだったが、この男性がくせ者だった。
「彼はたまに日雇いをするくらいでお金がなく、断り切れずに貸していました。心のツラさを親身に聞いてくれたから信じてしまったのかな。結局彼は、半年以上の家賃を滞納して追い出され音信不通。お金は戻ってきていません」
続く
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1791987
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