【ネット】娯楽として身近な存在に…『炎上』の線引きはどこで変わる?張本勲「カーリング女子は掃除上手そう」発言が炎上しなかった理由
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0001逢いみての… ★2021/11/26(金) 23:03:16.60ID:CAP_USER
 インターネットが普及した2000年代以降、加速度的に増えていく炎上騒動だが、実は発生の仕方において大きな変化があったという。ネットニュース編集者として長年、炎上案件をウォッチし続け、『炎上するバカさせるバカ 負のネット言論史』を上梓した中川淳一郎氏が指摘する。

 * * *

 ネットでの情報発信は、一部の人々にとっては莫大な利益をもたらしてくれる。しかし、当然炎上というリスクもあるわけで書き込む内容、動画での発信には注意をしなくてはならない。炎上をした場合、一般人も著名人もその一発で人生が没落することもあり得る。

 2013年に猛威を振るった「バカッター騒動」などはその最たるものである。「バカ」と「ツイッター」を合わせた造語で、愚行をいちいちネットに公開し、炎上し、クレームが殺到する一連の流れのことを指す。

 記念すべき第一弾とされるのは、高知県内のコンビニのアイスクリームのケースに入った男子高校生が炎上し、父親が経営する同店は某コンビニチェーンからフランチャイズ契約を解除された件。東京都内のソバ屋では、バイトの男性が食洗器に入る様子をツイッターに公開し、「不衛生だ!」と炎上。結局同店は廃業となり、経営者はこの男性とその親を訴えた。他にも親の所属先である企業や本人の学校が突き止められ、電凸(電話突撃)が相次ぎ業務妨害のような状態になる例が続出した。

 炎上については、社会正義的に批判する面に加えて、愚行や失言を徹底的に叩くことによる正義感の発露といった面もある。あとは、「人の不幸は蜜の味」で、とにかく常時誰かを炎上させたくなるメンタリティが今の日本のネット空間には存在する。

 炎上させたい人は一斉にスクラムを組んでターゲットを狙い撃ちする。そして、その対象が燃え尽きるまで攻撃を続け、すぐに次のターゲットを定めて攻撃をする。ネットがなかった時代には発生しなかったこの現象だが、とにかく誰かの失言や愚行を日々待ち続け、叩くチャンスを一般人もメディアも虎視眈々と狙い、それで収益を上げたり留飲を下げたりする状態になっている。

 野球解説者の張本勲氏は、レギュラー出演する『サンデーモーニング』(TBS系)で、東京五輪女子ボクシングフェザー級の金メダリスト・入江聖奈に対し「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだ。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って、こんな競技が好きな人がいるんだ」と発言。

 これが大炎上した。東京五輪組織委員会会長だった森喜朗氏が「女性は話が長い」と発言して炎上し、辞任に追い込まれたのと同じように「男の老害が女性差別をしている」といった文脈で捉えられた。張本氏は「今回は言い方を間違えて反省してます。以後、気をつけます」と翌週に謝罪した。以後、張本氏は番組中での昭和男性的発言を封印気味だ。

 同氏の発言はどう考えても頓珍漢ではあるものの、『サンデーモーニング』を毎週見ている人からすれば「はいはい、ハリー(張本氏のこと)がまたバカなこと言ってるね(笑)」的な扱いだったことだろう。とにかく同氏はこのような発言をこの20年ほど続けているのである。

 張本氏の過去の素っ頓狂な発言では、番組で女子カーリングについて取り上げた時に突然こう言ったものもある。

「この人たちはいい奥さんになりそうだねぇ〜」

 これには司会の関口宏氏もキョトンとし、「どういうことですか?」と聞いたら張本氏はこう答えた。

「掃除が上手そうじゃないですか」

 カーリングという競技は、「ストーン」と呼ばれる円形の石を円形の的に向けて滑らせ、それを基に点数をつける競技である。相手のストーンを的の外にはじき出せば相手の点数を減らすことができる。

 ストーンを滑らせる選手と、スウィーパーというブラシ状の道具で氷上をこすり、ストーンの位置を調整する選手によって構成される。張本氏は、スウィーパーを使ってあたかも氷上を掃くような動きを見せた選手を見て「掃除が上手そうじゃないですか」と言ったのだ。

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20211126_1708659.html

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0002逢いみての… ★2021/11/26(金) 23:03:28.57ID:CAP_USER
 さらに、卓球ダブルスで伊藤美誠と平野美宇が試合中に作戦会議のように喋っていたところ、張本氏は「何喋ってるのかな? 試合が終わったらケーキでも食べに行こうかな、とか言ってるのかな。かわいいねぇ」的なことを言った。

 これらの発言の頃はまだ各ニュースサイトが現在ほどはテレビ番組を基に記事を作っていなかったため、記事化はされなかった。もしもされていたら同様に大炎上していたことだろう。

 ボクシングのコメントに対するネットの炎上は、すべては広告収入に繋がるアクセス数(PV=ページビュー)稼ぎをしたいネットメディアの「コタツ記事(一切取材をせずテレビやネットを見て書ける記事)」が普段番組を見ない層にこの発言を届け、炎上させたのである。

 メディアはあくまでも炎上を特定著名人に押し付け、PVというおいしい部分のみ獲得するのである。元々ネット炎上については、不用意な発言をした一般人が、匿名掲示板・2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)等でボコボコに叩かれ、身元が特定されたり、ブログのコメント欄に批判が殺到することが定番だった。

 だが、2008年、歌手の倖田來未がラジオ番組で「35歳を過ぎるとお母さんの羊水が腐る」と発言をし、それをネットニュースが報じてからはテレビ・ラジオ・SNS・ブログ・YouTube等での発言もニュース化され、炎上が頻発するようになった。

 さらには、著名人だけでなく、「バカッター」に代表されるように、無名の一般人であっても愚行や失言や差別的発言をするとまずは炎上し、それが記事化され、炎上がより活発化し、最後はアカウント削除という形で「延焼」するのである。とにかく今の時代、炎上は人々の娯楽として身近な存在になっているのだ。
0003夜更かしなピンクさん2021/11/26(金) 23:10:20.01ID:ph1lwiNX
女でボクシングは稀有だよ
女が顔ボコボコになるのは親なら見てられない
叩く理由を教えてほしい
0004夜更かしなピンクさん2021/11/27(土) 00:02:16.56ID:es4c+kLN
バカにするのとお笑いとは別だぞ。
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