0001逢いみての… ★
2021/12/05(日) 00:49:58.84ID:CAP_USERグラン・カナリア島にあるマスパロマスというリゾート地には、ヨーロッパで唯一とも言われる移動砂丘が存在しています。移動砂丘とは、波のように海側から内陸方向へと移動する砂丘のことを指しており、マスパロマス以外のヨーロッパでは海沿いの大規模な開発のせいでほぼ消えてしまったとのこと。マスパロマスの植生と移動砂丘はグラン・カナリア島で最も人気のある観光スポットの1つであり、自然保護区として法的に保護されています。
また、マスパロマスの砂丘は単に貴重な自然が残る場所としてだけでなく、「ゲイの人々が集まる野外セックススポット」としても有名です。海沿いのビーチから背後に広がる広大な砂丘では、一般の人々が多い海側から離れて内陸に進んだあたりにゲイの人々が集まり、野外セックスを楽しんでいるとのこと。COVID-19のパンデミック以前のカナリア諸島は年間1400万人もの観光客を集めており、その15%はゲイフレンドリーなビーチリゾートに引き寄せられるゲイの男性だったそうです。
Hesp氏の研究チームが砂丘全体にある約300のセックススポットを調査したところ、3つの固有種を含む10の植物種が人為的に折られたり踏まれたりして損傷を受けていることが判明しました。これらの植物がダメージを受けた場合、その他の希少なトカゲなどの動物種もダメージを受けるとHesp氏は指摘し、「私たちは公共の場所でのセックスを終わらせるよう求めているのではありませんが、それが与えるダメージを人々に知ってもらいたいと思っています」と述べています。
単に少数のカップルが砂丘で散発的にセックスするだけでは、大きな損傷が環境に及ぶ可能性は低いとのこと。しかし、マスパロマスの砂丘で問題なのはそこが「セックススポット」として多くの人々を引きつけており、1日に何百人もの人々がカジュアルなセックスを求めて砂丘を訪れている点です。Hesp氏はこの事態について、数台の四輪駆動が砂丘を移動するだけでは大した問題にはならないものの、大量の車列が形成されれば浸食や生態系の破壊につながるのと同じだとしています。
研究チームの調査では、セックススポット周辺では人々が植物を踏みにじっているだけでなく、木や低木から折った枝を使って「半プライベートなセックス用の空間」を作っていることが判明しました。以下のマスパロマスの砂丘に作られたセックススポットの画像を見ると、多くの植物が境界を作るために使われているのがわかります。
人々が植生を踏みにじったり破壊したりすると島全体の生態系が断片化してしまい、そこに住む動物たちも危険にさらされてしまいます。また、セックススポットの周囲にはタバコの吸い殻やコンドームといったゴミも散乱しており、クラゲを食べる習性を持つ大型のトカゲ・Gran Canaria giant lizard(Gallotia stehlini)が誤ってコンドーム食べて死んでしまう事例もあるとのこと。
Hesp氏は、今回の研究が政府や地元のリゾートオーナーが環境保全に向けた行動を起こすのを助けると主張。すでに、カナリア諸島の行政府はMASDUNASプロジェクトを通じて大規模な清掃活動を行っているほか、リゾートオーナーも観光客らと自然への影響について話し合っているそうです。Hesp氏は野外でのセックスを試みている人々に対し、周囲の環境に与えるかもしれない影響について認識し、より環境に優しい場所でセックスすることを呼びかけました。
なお、今回の研究結果をまとめた論文は「ゲイの人々に対する攻撃だ」と非難されたため、記事作成時点では非公開となっています。
以下ソース
https://gigazine.net/news/20211204-sex-on-the-beach-bad-for-nature/
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