0001逢いみての… ★
2021/12/12(日) 23:53:17.44ID:CAP_USER小説『愛にこんがらがって』や映画『変態だ』など、作品にSMのモチーフを頻繁に取り入れているみうらじゅん氏は、SMの奥深さを知るからこそ、「表現しようとすればするほど、遠くなる世界」と語る。
大人のためのSM入門「基本的に我々、変態は憧れの対象じゃないですか。でも、変態って努力いかんでなれるもんじゃない。そこが憧れる原因でもありますけどね。『愛にこんがらがって』は、付き合った女性がドMすぎて翻弄されるストーリーですが、SMを知れば知るほど、自分は単なるN(ノーマル)だと痛感する。
昔、Mの知人と飲んでいたとき、トイレから帰ってくると、彼が店内にいた初対面の女性にビンタされていた、なんてこともありました。どうやらSとMでピンときたらしい。そういう世界ですよ。最終的には『一生、ご主人様の奴隷でいます』って、“一生”を持ち出されるとフツーはビビるもんです。だから、気軽に『自分は変態』なんて嘯いている人間とは、プロとアマくらい決定的な差があると思いますね」
だからといって、Nには縁のない世界というわけでもない。
「自分もそうですが、“憧れSM”という楽しみ方があります。SMを少し離れたところから覗いてみて、ドキドキするっていう。しかし、そこには背徳感を持つ自分がいる。これはNだからこそ、味わえる楽しみではないでしょうか。本格派の人たちは、SMに対してまったく暗く感じていないと思いますから。
だから、ここはまず、自分がNであることを受け入れるのが第一歩。でも、Nだから変態じゃないかというと、そうでもない。というのも、どんなものでも“ド”がつきゃ変態だと思うからです。ドNだって十分変態。だから、SMを見てものすごく興奮する、ものすごいタブーを感じる、それでいて憧れてしまうというのは、変態への入り口でもあるのでは?
あとは、巡り合わせ次第で突然開花することもあります。でも、やっぱり若い頃より、ある程度年齢を重ねてからのほうが、その可能性は高くなる気がしますけどね」
なぜ、大人になるほどSMに向くとみうら氏は考えるのか?
「僕が経験してきた範囲で言うなら、実践の比重が大きいSEXに比べて、SMは妄想の比重がめちゃくちゃ大きいと思うんですよね。けれど、もともとSMの才能がある人は別にして、若いうちはどうしてもプレイに実践=SEXを求めてしまいがちでしょ。だから、そんな方は、中折れしだしてからがちょうどいいと思うわけです。
よく昔は『年を取ると新たなエロの扉が開くんだよ』なんて豪語するじいさんがいたもんです。『ホントかよ』って若い頃は思ってましたけど、釣りに出かけるのはいいが、何も釣れなくてもいいという境地に似てるかも。そこに達したとき、憧れだけだったSMの扉が少し開くのかもしれません」
その下準備として、みうら氏は「一度、SM誌を読んでみる」ことを提唱する。
「絶滅したかのように思われていますが、まだ神田辺りに行くとエロ本を大量に扱ってる店があります。そこで1万円ほど出して、何冊か投稿もののSM誌を買ってみるんです。付録のDVDもじっくり観賞してみる。
やはり、すごいですよ。“キープオンSM”しているカップルたちのドキュメントがこれでもかと詰まっていますからね。
いや、そこまでする気はないとおっしゃるなら、それはそれで全然いいし、自分は単なるNだと再認識できる。その上で、夫婦仲が悪い人は、あえて仲良くしてみるとかね。これもひとつのSMですよ(笑)」
妄想の翼を広げれば、平凡で苦痛だった日常さえ、SMとして楽しむこともできるのだ。
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1799120
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