0001逢いみての… ★
2021/12/13(月) 00:01:54.42ID:CAP_USER立憲民主党に代わる野党として「日本維新の会」が今後成長していくかは、冷静に見守っていく必要があると語る、日本近現代史の専門家である憲政史家・倉山満氏。では、「マトモな野党第一党」はどこにあるのだろうか――(以下、倉山満氏による寄稿)。
自慢じゃないけど、総選挙前から「国民民主党、生き残るよ」と言い続けました。ただし、私が予想した以上に大健闘、今回の総選挙の結果は、大勝利と評価して過言ではない。
話を民主党に遡ります。2009年、当時の民主党は国民の大きな期待で政権を奪取しました。失政続きの自民党に呆れた人々が票を投じました。しかし2012年には「悪夢」「最悪」「自民党の方がマシ」と石もて負われるがごとく政権を追われました。
そして代わった安倍晋三内閣は選挙に負けそうになると、「あの最悪の民主党政権の悪夢に戻していいのか」と有権者を恫喝。遂には憲政史上最長政権となった。それくらい民主党は嫌われた。
確かに、民主党は無能だった。しかし、その後はもっと無能だった。民主党は離合集散を繰り返しながら民進党に衣替えしたけど、「三分の一の議席を目指す!」とか言いながら達成できない、泣きたくなるような惨状となった。
そこに救世主として現れたのが小池百合子東京都知事で、都議会議員選挙で安倍自民党を大敗させた。衆議院選挙でも勝ちそうな勢いとなった。そこで民進党は大量合流しようとしたが、小池党首は「排除」を宣言。排除された側が立憲民主党を創設、野党第一党を維持した。一方、希望の党に流れた人々は、多くの経緯があって国民民主党を結成する。
2017年の総選挙の時、立憲民主党は55議席、希望の党は50議席だった。たった5議席でも野党第一党の地位を維持したのは大きい。一方の希望の党はこれまた離合集散を重ね、国民民主党へと継承されていく。
国会運営では、立憲民主党が主導で、共産党や社民党が追随する。常に政権の不祥事を追及する、しかし攻め方はワンパターンを通り越してテンプレなので与党にかすり傷一つ与えない、「いつもの野党」路線だ。国民民主党もこれに追随しなければならなかった。
衆議院選挙は小選挙区制である。一つの選挙区から一人しか当選できない。だから野党がバラバラに戦えば、与党が必ず勝つ。ここに野党共闘の必要性が生まれる。
立憲民主党は国民民主党に対し、「併合」を要求してきた。従わねば、共倒れ覚悟で候補者を立てる。
立憲民主党の行動原理は与党に勝つことではない。野党第一党を維持することだ。「野党共闘」など、その為の方便にすぎない。過去の選挙でそうだったのだが、自民党を勝たせてでも裏切り者は潰す。
何かをしでかしてくる前に国民民主党は、「併合」要求を呑んだ。大半の議員だけでなく、事務局も移籍したと聞く。ただし、立憲民主党への入党を良しとしない人たちが残り、国民民主党を維持した。立憲民主党に行かなくても選挙に受かる人たちである。
その後、国民民主党は「いつもの野党」「追及型野党」をやめ、「提言型野党」へと転換した。玉木雄一郎代表をはじめ、この党の議員は、水を得た魚のように正論を言い始めた。最近でも、「トリガー条項凍結解除」を訴えている。要するにガソリン値下げである。世界的な石油高の中、慧眼と言えよう。
選挙前、私は6〜8議席の維持ができれば御の字と考えていた。ところが予想を上回る11議席。共産党を上回った。「同盟国」である日本維新の会41人と合わせれば52人。予算関連法案(予算を伴う法案)を提出する権利がある。一大勢力だ。
続く
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1798333
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