0001逢いみての… ★
2022/02/03(木) 22:37:25.24ID:CAP_USER著者である加藤プラチナクリニック院長で脳内科医の加藤俊徳医師は、「僕自身が左利きで苦労した経験があり、それゆえに左利きならではの優れた点を探り、まとめたいと考えました」と語る。
同書は左利きの人の脳について様々な角度から分析。「天才」と言われたり「変人」と見られたりする理由を数多くの関連研究とともに紹介している。
「自分の職業では、左利きであることの影響は大きい」と語るのは、棋士の鈴木大介九段。一瞬の閃きや記憶力が重要になる将棋の世界で、左利きと右利きでは戦い方が異なるというのだ。
「将棋は、大きく『居飛車』と『振り飛車』に戦法が分かれるのですが、右利きには飛車を最初の配置である右側のままにする『居飛車』が、左利きには飛車を盤面の左側に展開する『振り飛車』が多いと言われます。『居飛車』は一手ずつ積み重ねて読んでいきますが、『振り飛車』は10〜20手先を読んで最終的な駒組みをイメージしていく傾向があるという違いがあります。
また、左利きだと左側にある『角』を使いがちになります。右側にある『飛車』と比べると、斜めにしか動けない角にはクセがあります。その角を主体的に使っていくので、駒組みが独創的になりやすい。私の師匠(故・大内延介九段)も左利きですが、右利きの棋士とは考え方が少し変わってくるのかなという印象があります」(鈴木九段)
将棋で重要な記憶力については、自身の体験からこう語る。
「私の将棋のスタイルは、棋士のなかでは“感覚派”だと思うのですが、たとえば対局の盤面を思い出す時、五感のイメージを元に思い出すことが多い。寒かったのか暑かったのか、自分が何を食べたのかといった記憶から辿って盤面が思い出されます。記憶力はいいほうだと思います」(鈴木九段)
前出の加藤氏は著書『すごい左利き』で、「『直観』とは意識では覚えていない膨大な情報を蓄えている脳のデータベースから、精度が高く、より正確な情報を選択して導き出された結果」だと書いている。そのうえで、左利きの人は右脳を使うことで言語以外の五感の記憶も瞬時に引き出すことができ、直観力があると推論している。
ただし、独創性や直観力にしても、左利きの人だけに与えられた能力というわけではなく、誰でも左右の脳をバランスよく使うことで鍛えられるという。右利きの人が左手を使い、左利きの人が右手を使うことで、能力を伸ばせる可能性があるのだ。
一方、「左利きを巡っては、まだまだ研究が必要」だと加藤氏は言う。
「脳科学の論文では“ノイズ”になると考えられているのか、左利きの人が統計に数えられていないケースが少なくありません。そのような偏りがある世界では当事者たちは、“左利きという少数派の立場の自分たちが本当は優れているかもしれない”という視点や発想を持ちにくくなります。
多くの左利きの人がコンプレックスを抱えて生きているのではないかという問題意識が、この本を書いた動機の1つです。左利きの人への応援歌だと思っています」
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20220203_1723357.html
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