0001逢いみての… ★
2022/03/17(木) 23:55:53.98ID:CAP_USER日本の中部大学で行われた研究によれば、ヒト以外の動物(ベニガオザル)において血縁関係にないオス同士の「協力」行動が確認された、とのこと。
地球上には群れを作り協力し合う動物は数多く存在しますが、実はほぼ全てが何らかの血縁関係をベースにしており、ヒト以外の動物で血縁関係にないオス同士が協力し合うことはコウモリなどの一部を覗いてほぼ皆無となっています。
そのため研究者たちはベニガオザルの血縁関係にない協力行動が人間の「協力」の起源になっている可能性があると述べています。
しかし、ベニガオザルのオスは何を動機にして、血縁関係にない「他人」と協力する道を選んだのでしょうか?
研究内容の詳細は2022年3月7日に『Frontiers in Ecology and Evolution』にて公開されています。
地球上に存在するほとんどの動物の群れは血縁関係によって成り立っています。
ときおり外部から侵入したオスやメスが群れに受け入れられることはあっても、あくまで例外的なパターンであり、基本は全て血縁関係によって説明できます。
特に人間に近い霊長類においては血縁関係と協力行動は深く結びついており、血縁関係にないオス同士が協力行動をとる例はほぼ皆無でした。
しかし中部大学の研究者たちがベニガオザルの行動を分析した結果、一部の群れでは他のサルと同じく一番強いオスが交尾を独占していた一方で、いくつかの群れでは血縁関係にないオス同士が協力し合い、群れのメスが他の群れのオスと交尾することを防いでいる様子が確認できました。
ヒト以外の動物において、血縁関係にないオス同士が協力的にふるまう様子が確認されるのは非常に珍しい現象です。
研究者たちは、ベニガオザルのメスの共同保護・共同独占がヒトの協力行動の進化的な起源となる可能性について言及しています。
しかしこのベニガオザルの協力行動は、群れの生存においていったいどんな利点があるのでしょうか?
なぜ血縁関係にないオス同士の協力がベニガオザルでみられるのか?
謎を解明するために研究者たちは複数の群れの子ザルの遺伝子を調べました。
すると血縁関係にないオス同士で協力がみられる群れでは、オスの交尾機会が比較的均等に分配されており、うまれた子ザルもさまざまなオスの遺伝子を引き継いでいることが判明しました。
逆に、協力が見られない群れでは、一匹のオスがメスの8割近くを独占したハーレムだったのです。
これはハーレムパーティーでは、男同士は協力しないと考えると、なんとなく納得できるかもしれません。
また、交尾機会が均等に分割されたグループでは、その後の獲得父性も分配され、群れに遺伝的多様性が保たれることも判明します。
つまりベニガオザルたちは、互いにメスを共有するために、協力関係を気づくことに成功していたのです。
人間はもっと高度な社会的利益達成のために、血縁関係によらない協力行動を取ることができます。
しかし、多くの動物が行わないこの協力行動の起源がなんであったかは詳しくわかっていません。
現在の人類とサルの協力行動をそのままイコールで結びつけるのは困難ですが、研究者たちは、人間社会でみられる血縁によらない協力関係の起源が、ベニガオザルにみられるメスの保護と独占にあったのでは、と考えているようです。
以下ソース
https://nazology.net/archives/106271
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