0001逢いみての… ★
2022/03/27(日) 22:32:58.09ID:CAP_USERあれから1年、私たちのジェンダー平等意識はアップデートできているだろうか? 男性中心の社会構造は未だ変わらず、世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ指数」では日本は今や156か国中120位(2021年)。ジェンダー平等には程遠いのが実情だ。
世界から周回遅れのジェンダー観は、メディアにたびたび登場する。「美しすぎる市議」などことさら容姿に注目した表現や、「ホモ」「レズ」などLGBTなど性的少数者への差別や偏見を助長するような言葉で、当事者を傷つける二次加害につながったものもある。
「配慮のない表現が、社会の無意識の偏見につながっていないか」。強い危機感を抱いた現役記者らが、自責の念を込めて手引書作りに取り組み、この3月に完成したばかりなのが『失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック』(新聞労連ジェンダー表現ガイドブック編集チーム著)だ。
ガイドブックでは、配慮に欠いたジェンダー表現を多くの事例から紐解いている。外見に基づく差別「ルッキズム」(外見に基づく差別)のケースから見ていこう。
「日本選手権を4連覇し、日本代表として実績を重ねても、なお容姿ばかり話題にされる。悲しかったし、悔しかったし、はがゆかった」
カーリング元日本代表の選手は、朝日新聞のインタビューにそう答えている。「美人選手」「イケメン社長」など、容姿に注目した記事は多くのメディアに散見されるが、批判の対象となるという。
「美しいと褒めているのに、なんで差別なの?」──そんな声も聞こえてきそうだが、競技や業務とは異なる見た目ばかりに注目することは、相手を不快にさせかねない。前出のガイドブックは、「容姿での評価は、実績を軽視することとも表裏の関係にある」と指摘している。
ルッキズムの典型例として挙げられているのが、2021年10月の全国市長会長を務める福島県相馬市長の発言だ。連合の新会長となった芳野友子氏について「今度の美人会長も楽しみにしている」と言及し、批判を受けて謝罪した。芳野氏は「容姿に触れることは、今の世の中で許されない」と話した。
たとえ褒める文脈だとしても、それって必要? 取り上げる前に立ち止まって、相手の立場に立って考えることが大切だ。
性的少数者への理解を深めるためのイベント「東京レインボープライド」で、3年ぶりとなるパレードのオフライン開催が注目されるなど、「LGBT」への社会的な関心は高まりつつある。LGBTについて理解し、支援する人(=アライ、英語で味方を意味する)も増えつつあるが、メディアには誤解に基づいた表現が少なくない。ガイドブックでは、日常生活でも聞かれそうな事例から、表現の問題点を指摘している。
「レズビアンなら、男性になりたいの?」
「ゲイは男性と女性、両方の気持ちが分かるから恋愛相談したい」
LGBTとはレズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(出生時に振り分けられた性別と心の性別が異なる、もしくは違和感を覚えている人)の頭文字から取った言葉。LGBは、性的指向(恋愛感情や性的な関心がどの性別に向いているか)、Tは性自認(自分の性別をどう捉えているか)で、上記の事例はそれを混同しているケースだという。
LGBTのいずれにも当てはまらない人もいて、今後新たな定義や用語が生まれる可能性もある。「性的少数者ではない『普通』の自分には、訳がわからない」だろうか? ガイドブックでは、性のあり方は十人十色だとして、「普通って何でしょうか」と読者に問いかけている。
続く
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20220327_1735353.html
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