0001逢いみての… ★
2022/03/31(木) 23:15:10.20ID:CAP_USER海底火山噴火後のトンガの首都・ヌクアロファの様子。白い自動車は火山灰に覆われて色が変わってしまったように見えるほど。この火山灰が食物にも影響を与えているという(写真:新華社/共同通信イメージズ)
1月15日、人口約10万人の南太平洋の小さな島国・トンガの近郊の海底で大きな海底噴火が起きた。その一報を日本にいてテレビのニュースで知ったのが、埼玉パナソニックワイルドナイツでコーチを務める「コリーさん」ことホラニ龍コリニアシだ。
現役時代は188cm、110kgの巨漢NO8として躍動した。トンガ時代は亡き母親にラグビーを禁止され、吹奏楽部でトロンボーンを吹いていた。埼玉工大深谷(現・正智深谷)に入学し来日してからラグビーを始めた。三洋電機時代からワイルドナイツでプレーし、2007年に日本国籍を取得。2011年、2015年のラグビーワールドカップにも出場し、日本代表キャップは45を数える。
噴火のニュースを見て「びっくりした!」というホラニはすぐに、トンガタプ島にある首都ヌクアロファに住む87歳になるという祖母ティナラサさんに電話をかけたが、無情にもつながらなかった。
噴火が起きたフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ島は、以前は湖があって、観光地とまではいかないが、「地元の人が訪れる穴場みたいな場所だった」(ホラニ)という。
元実業団のバレーボール選手だったホラニの奥さん・里衣子さんも日本とトンガのハーフで、奥さんの親戚はヌクアロファより噴火した島に近いハアパイ諸島に住んでいたが、やはり連絡は途絶えたままだった。ホラニはワイルドナイツでプレーする従兄弟のPRスリアシ トルと「連絡取れた?」と確認し合うしかなかった。
「何もできず、祈ることしかできなかった。もどかしかった……」という不安な日々が続く中、「みんな心配してくれて嬉しかったし、日本とトンガのラグビーのつながりが心強かった」というホラニが語るのは、日本のラグビーファンの心温まる行動だった。
噴火翌日のリーグワンの試合では、ファンがSNSで呼びかけたことがきっかけとなり、トンガと日本の連帯を示すトンガ国旗がスタンドで揺れた。また噴火8日後の1月23日、コロナの影響でワイルドナイツの開幕戦となった熊谷ラグビー場の試合でもトンガ支援のための募金が呼びかけられ、試合前にスクリーンにトンガ国旗が大きく映し出されて被災者に対する黙祷が捧げられた。
その後もトンガ支援の輪は広がっていく。所有するラグビーチームにトンガ人が在籍するサントリーホールディングスとキヤノンは1000万円の義援金の拠出を決定、トヨタヴェルブリッツは一部のグッズの売り上げを全額寄付にあて、NECグリーンロケッツ東葛や日野レッドドルフィンズはチャリティーグッズを販売。2019年ワールドカップでトンガが事前に合宿した高知県、キャンプを行った長崎県島原市、ホラニの母校である正智深谷、埼玉工大などトンガにゆかりのある様々な場所で募金活動が行われた。
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トンガで災害が起きた直後の1月23日、横浜キヤノンイーグルス戦では、熊谷ラグビー場のスクリーンに国旗が映し出され、被災者に対する黙祷がささげられた(撮影:斉藤健仁)
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パナソニックの前身、三洋電機時代から数多くのトンガ出身選手がプレーしてきた縁もあり、熊谷ラグビー場のゴール裏にもトンガの国旗が並んだ(撮影:斉藤健仁)
心配することしかできなかったホラニがやっと祖母と連絡が取れたのは、噴火から20日ほど経ってからだった。
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/236893
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