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宮崎安奈

昨年５月の地元・戸田でのデビューから１０カ月が経過。念願の初勝利を目指して努力を続ける宮崎は、この職業について「しんどいし辛いし、大変です」と打ち明ける。

「やっぱり難しいですよね。動きを体に覚えさせるのが簡単ではないので」

兄はサッカー選手の宮崎泰右（２９）＝ＳＨＩＢＵＹＡ　ＣＩＴＹ　ＦＣ、姉はバスケットボール選手の宮崎早織（２６）＝ＥＮＥＯＳ。自身も姉の影響で小学４年時からバスケットボールに打ち込み、高校卒業後は新潟アルビレックスの女子バスケットボールクラブに２年間所属していた。そんな高い身体能力を持っていても、水上を高速で疾走するボートを操縦して、好成績を挙げることは容易ではないようだ。

「とりあえずレースに参加できるようになりたい。まだまだできないことのほうが多いし、高い目標を掲げられるような状況ではないと思っているので」

今はとにかく地力をつけていく時期と考えているようだが、３月の戸田ヴィーナスシリーズでは最終日に初の２着と徐々に見せ場を作れるようになってきた。

「なかなか結果が出せなくてもファンの方や戸田の関係者の方はいつも応援してくれるし、家族も仲が良くて話を聞いてくれる。本当にありがたいし、何とかしてその期待に応えたい」

未熟な自分を支えて、力強く後押ししてくれる多くの人のためにも、まずは初勝利を目指してひたむきに走り続ける。

（立山友基）

■宮崎　安奈（みやざき・あんな）１９９８（平成１０）年５月２８日生まれ、２３歳。埼玉県出身。
１２８期として昨年５月に戸田でデビュー。
趣味はドライブ。好きな食べ物は餃子。好きな言葉は『笑顔』。
４日開幕の蒲郡一般戦に出場予定。
１５５センチ、４７キロ。血液型Ａ。

以下ソース
https://www.sanspo.com/race/article/general/20220401-6TARJGTNSRMVRFYQJW322U6UBY/

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