0001逢いみての… ★
2022/04/13(水) 23:57:44.47ID:CAP_USERこの行動は多くの種に見られますが、中でも特にアンプレクサスに執念を燃やすのが、南米コロンビア北部の山岳地帯に生息する「サンタマルタ・ハーレクイン・ヒキガエル(学名:Atelopus laetissimus、以下ハーレクイン)」です。
ハーレクインのオスは、同種のメスを見つけると、背中に飛びつき、交尾が成功するまで離れません。
今回、コロンビア・マグダレナ大学(University of Magdalena)を中心とする研究チームは、ハーレクインのアンプレクサス行動について詳しく調査。
その結果、オスは5カ月近くもアンプレクサスを続け、しかも、自重の50倍以上の力でメスにしがみつくことが判明しました。
なぜ、ここまで1匹のメスに執着するのでしょうか?
研究の詳細は、2022年3月に科学雑誌『Animal Behaviour』に掲載されています。
ハーレクインのオスは、一日の大半を小川の水辺で過ごし、メスに巡り会うのを待っています。
しかし、彼らが幸運に恵まれることは滅多にありません。
オスの倍以上あるハーレクインのメスは、雨季の始まりの数日間だけ樹上から降りてくるのです。
「出会いの確率はきわめて低い」と、マグダレナ大学の生物学者で、研究主任のルイス・アルベルト・ルエダ・ソラノ(Luis Alberto Rueda Solano)氏は指摘します。
オスが最初に遭遇したメスが、その年に出会う唯一のメスである可能性も十分にあるという。
そのため、ひとたびメスを見つけると、オスはその背に飛び乗って、脇の下から腕をまわし、しっかりと体をロックします。
そして、交尾に成功するまで、何が何でも離れません。
ちなみに、カエルの交尾は、人間が考えるようなセックスではありません。メスが卵を放ち、そこに精子を吹きかけて受精させるのが彼らの交尾です。
チームが調査したところ、ハーレクインのアンプレクサスは、平均して70〜135日も続くことが判明しました。
他種のアンプレクサスは、だいたい数分から数時間が一般的だという。
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アンプレクサス中のハーレクイン・ヒキガエル / Credit: Jaime Culebras ? Colombia: Conserving threatened harlequin toads in the Sierra Nevada de Santa Marta(CFC)
しかも、ハーレクインのオスはこの間、飲まず食わずで過ごし、体重は最大で30%も減っていました。
「カエルは肋骨や横隔膜を持たないため、胃から背骨が見えるほど痩せこけることもあった」と、ソラノ氏は言います。
まれにですが、オスが交尾を成功させる前に飢え死にし、メスの背中からずり落ちるケースもみられました。
これは、オスの忍耐強さと執念深さを雄弁に物語っていますが、それはやはり「メスと滅多に遭遇できないことが理由」とチームは指摘します。
先ほど言ったように、メスは雨季の数日しか地上に現れず、チャンスが限られています。
さらに、ハーレクインの性比は、3:1でオスがメスの数を大きく上回っています。
こうした状況下では、できるだけ早くメスをつかまえたオスがーたとえそれが、メスの産卵準備が整うずっと前であってもーライバルとの繁殖競争に勝つのです。
なので、私たちのように「タイプじゃないから」と贅沢を言っている暇はないのです。
続く
以下ソース
https://nazology.net/archives/107524/
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