0001逢いみての… ★
2022/04/26(火) 23:36:21.50ID:CAP_USERhttps://bizspa.jp/wp-content/uploads/2022/04/IMG-1363-1024x768.jpg
青空応援団
東北を中心にスポーツイベントだけでなく、“頑張る”個人や団体に向けて、エールを送り続けている。その活動にメディアが注目し、ドキュメンタリー番組やテレビCMにも出演しており。青空応援団の平了(たいら・りょう)団長は、2021年9月に初の著書『青空応援団 〜僕らはいつだって応援している〜』を刊行した。
4月からの進学や上京などの新生活がはじまり不安な人も多いだろう。今回はそんな同書から社会には「怖い人」が必要である理由と、「怖い人」と「やばい人」の違いについて紹介したい(以下、同書より一部編集の上抜粋)。
前回の記事で、小学生だった後藤萌咲ちゃんが、AKB48に入るのが夢だと語ってくれた話を紹介した。繰り返しになるが、彼女と再会したときの「あの日の応援をきっかけに、みんなが応援してくれるようになった」という言葉の意味をもう一度、考えてみてほしい。
僕は後藤萌咲ちゃんの夢を笑ったヤツらを叱った。その後、みんな“真剣”に応援するようになったんだと思う。人は自分の卑怯さに気づけば、応援する側に回ることができる。そこが大事なんだ。僕もそんな経験をした一人だ。僕が通っていた高校、仙台一高の合格発表の日に僕はそれを教えられ、応援団に入団することになったのだ。
僕は、むやみやたらに叱るつもりはない。すべての人が心の中に卑怯さやずるさを密かに抱えている。それをズバリと指摘されることは、人間形成に有効に作用すると信じているだけだ。だから僕は行儀の悪い観客がいたら、遠慮なく壇上から叱る。たとえば卒業式や成人式。僕が真剣に生徒たちに話をしているとき、横で先生が関係のない話をしようものなら、僕は壇上からその先生に文句を言う。
「子どもたちが真剣に耳を傾けているときに、関係ねぇ話してんなよ」と一喝する。親がガムなど?んでいたら「出ていけ」と言う。なぜそこまで言うかというと、真剣に聞いている子どもたちに失礼だからだ。
入学式や卒業式は、子どもたちにとっては一生に一度の大事な祭典だ。僕の話は、もしかしたら子どもたちの人生を左右するかもしれない。それをどうでもいいことのように扱う大人を僕は許さない。僕の意見や話がすべてではないこともわかっている。でも、「しっかり聞こう」と言うべき大人が、聞く子のジャマしてどうすんのさ。
それほどにこの社会をつくっている大人の責任は重大だと僕は思っている。「大切にすべきことを知っている大人が社会をつくること」で、しっかりと子どもが育つ。
くれぐれも言っておくが成績のいい子に育つという意味ではない。人間として大切な感性を備えた大人に成長してくれるということだ。最近は、だらしのない大人が多い。子どものいじめが問題だと言っている大人が平気で職場の立場の弱い人をいじめているじゃないか。
大人だっていじめてんじゃん。大人だってポイ捨てしてんじゃん。大人だって人の話、聞かねぇじゃん。世の中の犯罪、ほとんど大人がやってんじゃん。そんな大人に子どもを育てたり、教えたりする資格があるだろうか。僕はそういう卑怯な大人を壇上で発見したら、その場で出ていけと言う。そういう怖い大人でいたいと思っている。
僕がめざしている、“怖い大人”とは、やたらに噛みついたり、怒ったりする人のことではない。そういうのはやばい大人という。やばい大人なら世の中にたくさんいる。
「やばい」と「こわい」は全然違う。僕が言う“怖い人”とは、「この人にだけは嫌われたくない」と慕われる人物のことだ。
続く
以下ソース
https://bizspa.jp/post-595769/
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