0001逢いみての… ★
2022/06/29(水) 00:47:38.93ID:CAP_USER2022年4月に行われた意識調査により、なんとアメリカ人の11%が「地球が平らかもしれない」と考えていることが分かりました。地球平面説のような陰謀論を聞くと冗談と流してしまいかねませんが、例えば2022年5月に発生し10人の死者を出した銃乱射事件では、犯人の男が「白人の地域が非白人に乗っ取られる」と主張するグレート・リプレイスメントという陰謀論が動機になるなど、陰謀論は時に危険な結果を招くこともあります。また、日本でもQアノンを信奉する反ワクチン団体である神真都Qのメンバーが、東京都内のワクチン接種会場に乱入して現行犯逮捕される事件が発生しました。
陰謀論者が聴衆を持論に引き込むテクニックを解明するべく、フィンランドのハンケン経済大学で消費者心理を研究しているカルロス・ディアス・ルイス氏と、同国のリンネ大学でマーケティングを研究しているトーマス・ニルソン氏は、YouTubeで公開されている地球平面説の動画を数百本見る調査を行いました。
その結果、YouTubeで広められる陰謀論では「既存の対立構造を利用する手法」が用いられていることが分かりました。ディアス・ルイス氏によると、2つの陣営に分かれている議論の一方に深く傾倒している人は、自分たちに有利ならその意見が真実かどうかにかかわらず飛びつく傾向があるとのこと。自分たちのアイデンティティにとって味方となる人の言葉を信じようとする傾向は、社会学者から「新部族主義(ネオ・トライバリズム)」と呼ばれています。
ディアス・ルイス氏は、「問題は、人々がフェイクニュースを自分のアイデンティティの一部として取り込んだ時に発生します。ニュース記事はファクトチェックできますが、個人の信念ではそれができません。陰謀論がその人の世界観や価値観の一部になっている場合、その間違いを正すのは容易ではないからです」と指摘した上で、アメリカで地球平面説が氾濫する下地となった議論を次の3つにまとめました。
◆1:宗教
宗教と科学の関係は、古代から現代に至るまで無神論と信仰、進化論と創造論、ビッグバン宇宙論とインテリジェント・デザイン説など、さまざまな対立軸で議論が繰り返されています。こうした議論を背景に、地球平面論者は「無神論者は進化論やビッグバンや丸い地球という『疑似科学』を使って人々を神から遠ざけようとしている」と主張することで、キリスト教右派が長い闘争の中で構築してきた文脈の上で自分たちの主張を再定義しているとのこと。
ある地球平面論者は、YouTubeで公開した動画の中で「(地球球体説論者は)神がすべてを創造したことを否定するためにビッグバンを発明し、神があなたよりも猿のことを気にかけていると信じさせるために進化論を発明したのです。そして、神があなたの上ではなく下にいると思わせるように丸い地球を発明し、神があなたから遠く離れていると信じさせるために無限の宇宙を発明したのです」と論じました。
◆2:腐敗した政治家やエリートとの闘争
2つ目のテーマは、普通の人々が堕落した支配層に立ち向かうというストーリーです。この陰謀論の中では、科学的な知識は権力者が人々をコントロールするために作ったものだとされているので、この主張に立脚する人は自分の目で見えるものや直感的に理解できるものを信じようとします。
ディアス・ルイス氏は、「確かに地球は肉眼で見ると平らに見えます。地球平面説を信じる人たちは自分たちのことを、大衆が目で見たものを信じられないよう仕向けるエリートの専制政治と戦っている名もなきヒーローの1人だと考えているのです」と述べました。
続く
以下ソース
https://gigazine.net/news/20220628-flat-earth-videos-disinformation-conspiracy-theories/
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/