0001逢いみての… ★
2022/07/27(水) 00:44:41.84ID:CAP_USER「例えばオオグソクムシは、個体数が増えすぎたときに数を制限するため、意図的に卵を食べる共食い行為に出ます。しかし、共食い行動で知られている生物であっても、本来は同族を食べる行為はできるならば避けたいようです。カマキリの雌は産卵時のエネルギー確保のために共食いをすることで知られていますが、雌同士が互いに共食いを試みた後に中止した様子を見たこともあります。自分と同じ生物を襲うということは(同じレベルの力をもつ相手から)反撃されるリスクも高くなるので、可能であれば避けるのが最良になるのです」
人間の共食いの事例で知られているのは、ニューギニアのフォア族だ。彼らは死んだ親族の肉を調理して食べる儀式を有していたが、結果として彼らは「クールー病」と呼ばれる希少で致命的な脳疾患に侵されることになった。この病気が蔓延しなくなったのは、この儀式を止めてからだ。またローゼンハイム氏は、フォア族の事例が一番有名だが、同様の病気に苦しんだのは彼らだけではないはずだと推測している。
米カリフォルニア州立大学の生態学者エリカ・ワイルディ氏も共食いについて研究している。彼女は、生物にとって共食いは理想的とは言い難いが、飢餓状態であれば命を救う選択肢になり得ると語る。彼女の研究によれば、飢餓状態にあるトウキョウサンショウウオの幼体は、互いに相手を食料と見なす傾向があるという。人間でも食事をとらないとイライラするように、動物でも人口過剰と食料不足に反応してホルモンが急増し、空腹と怒りが混ざった興奮状態に陥ることがあるという。また、サラマンダーやヒキガエルなどの両生類の一部が、幼体が密集している池に反応して超大食漢になる様子も確認している。この時、オタマジャクシの中には体格が大きくなり擬似的な牙が生えた「共食い形態」に変化した個体も現れたという。
これらの点を踏まえて、ローゼンハイム氏は「人間の集団における共食いは倫理的な反発を生む行動ですが、共食いは種を確保し自然のバランスをとるための重要な行動の一つなのです。しかし最良の方法ではないため、積極的に行われるものではないし、相応のリスクを伴うものとなっているのでしょう」と語っている。
以下ソース
https://tocana.jp/2022/07/post_238759_entry.html
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