0001逢いみての… ★
2022/08/09(火) 22:59:17.30ID:CAP_USER「北朝鮮の駅周辺には、待機宿泊所と呼ばれる民泊が数多く存在しています。停電などで遅延が多発する中、列車を待つ間に食事や休憩、さらには宿泊するための施設で、ここが売春の温床となっているのです」(北朝鮮ウオッチャー)
もちろん、いくら北朝鮮でも売春は違法である。刑法249条に「売淫罪」は「売淫行為を行った者は1年以下の労働鍛錬刑に処す。前項の罪状が重い者には5年以下の労働教化刑に処す」と定められている。
また、行政罰を定めた行政処罰法220条「売淫行為」は「売淫行為を行ったり、それを助長、仲介したり、場所を提供した者には罰金または3カ月以下の労働教養処分とする」としている。
1990年代後半の金正日総書記の時代、彼の無策により『苦難の行軍』と呼ばれる大飢饉が発生し、売春が一気に広まった。そのため、前述した行政罰が定められたのだが、売春からはさまざまな不幸が生まれている。
男尊女卑の北朝鮮ではコンドームの着用率が低く、WHO(世界保健機関)は同国における避妊具の普及率を69%としているが、一般的に男性の避妊具着用率はほぼゼロに近い。そのため、性病に感染する率が非常に高く、妊娠した場合も自分で後始末をしなければならない。
「売春といっても素人ですから、見知らぬ男性の前で恥ずかしさを抑えることができません。そこで『オルム(氷)』と呼ばれるメタンフェタミン、すなわち覚醒剤を使うことで恥辱感に耐え、夜通し商売をすることができるのです」(同)
オルムは比較的安価で手に入るが、乱用すれば麻薬中毒に苦しむことになる。
当局の取り締まりによって一時は減った売春だが、食糧不足とコロナ禍で再び増加に転じたとされる。ここ数年、売春の摘発事例は枚挙にいとまがない。
韓国の北朝鮮情報サイト『デイリーNK』は、先ごろ、北朝鮮の平壌市安全局(日本の警視庁に相当する)が、全国の大都市で組織的な売春斡旋を行ってきたグループを摘発し、トップである40代男性と関係者ら30人を逮捕したと報じた。
この組織は、北朝鮮第2の都市である咸興、貿易都市の新義州など全国5都市に拠点を置き、デリヘルを経営。客は朝鮮労働党や政府系機関の高級幹部、「トンジュ」と呼ばれる新興富裕層だった。
「主婦の立ちんぼとは違い女性は粒ぞろいです。中には高校を卒業したばかりの17?18歳の少女もいて、料金は300ドル(約4万円)から500ドル(約6万6200円)と、北朝鮮の貨幣価値からすると超高額でした」(在韓日本人記者)
こうした事件が発覚した場合、北朝鮮の社会構造を考えると、顧客の中では下級役人だけを摘発するのが限界かもしれない。
「法の上にコネとカネが君臨するのが、北朝鮮の司法制度だからです。中でも金正恩総書記による鶴の一声が、最大の威力を持っており、2年前には刑法249条を大きく逸脱する事件が起きています」(同)
2020年に米政府系の『ラジオ・フリー・アジア』が報じたところによると、平壌で名門大学の女子大生200人が動員された大規模な売春グループが摘発された。
大浴場やプール、個人風呂、理容室などがある有名な総合レジャー施設『紋繍院』の支配人が、平壌音楽舞踊大学や平壌演劇映画大学の教授らと結託し、組織売春を行っていたのだ。
「在学中の女子大生に『1カ月で500ドル以上儲かる仕事がある』などと声をかけ、施設内のカラオケ店でこっそり売春をさせていたのです。やはり主な客は、朝鮮労働党や政府系機関の高級幹部らでした」(国際ジャーナリスト)
続く
以下ソース
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/73575
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