0001逢いみての… ★
2022/08/09(火) 23:07:05.69ID:CAP_USERスマホの登場やソーシャルメディアの発達により、「ネット炎上」は年々増加している。研究機関の調査によると、’21年に起きた炎上件数は実に1766件。単純計算で、1日に4〜5件もの炎上が起きていることになる。
現代社会を生きる人なら誰もが日々大小さまざまなネット炎上を目にしているわけだが、こんな素朴な疑問を持ったことはないだろうか。炎上しているのは知っているが、自分の周りでネットに盛んに書き込みをしているという人は見たことがない。炎上に参加しているのは、いったいどんな人たちなのか、と。
「SNSについては、社会心理学や工学、経済学、マーケティング系など、世界中でさまざまな分野の研究者が分析を行っています。アメリカの権威ある経済誌に論文が掲載されることもかなり増えてきましたし、もちろん、日本でも各分野の人が研究に携わっています」
そう語るのは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一准教授。日本で初めて実証的なデータを用いて炎上の「正体」を明らかにした、「炎上研究」の第一人者である。
どれくらいの人が炎上に参加しているのか――。この問いに答えるべく、山口氏は、’14年に約2万人、’16年に約4万人、総勢約6万人にアンケート調査を実施した。その結果、衝撃的な事実が明らかになった。
「過去全期間を通して一度でも書き込んだことのある人はネットユーザーの1.1%にとどまり、これをさらに過去1年間、つまり『現役の炎上参加者』に絞ると、その割合はわずか0.5%でした」(山口氏・以下同)
それを示すのが、下の図@だ。図A・Bでは、その炎上参加者0.5%の内訳をさらに詳しく分析している。
年間に11件以上の炎上に書き込みをしている人は炎上参加者の10%。0.5%のうちの10%なので、全体の0.05%だ。一方、炎上1件あたりに書き込んだ回数は、51回以上の人が3%。全体の0.015%である。
「ここで重要なのは、1件あたりの書き込み回数3回以下の『ライトな参加者』よりも51回以上の『ヘビーな参加者』のほうが、書き込んでいる回数の合計は多いということです。つまり、炎上に参加している人がそもそも少数であり、そのうちのさらにごくわずかな人が炎上の主役になっているということです」
どれくらいの人が炎上に参加しているのかは明らかになった。では続いて、誰が参加しているのかを見ていこう。
下の図Cは、炎上に参加していない人と、炎上に参加している人の肩書を比較したものだ。炎上に参加していない人、つまり社会の大多数の人のうち、「主任・係長クラス以上」の人はわずか18%しかいない。一方、炎上に参加している人のなかでは、なんと31%が「主任・係長クラス以上」となっている。
「計算すると、だいたい『主任・係長クラス以上』の0.86%の人が炎上に参加していることになります。120人に一人という割合です。みなさんの周りにいる上司を思い浮かべたとき、一人くらいはやたら攻撃的で、しょっちゅう人を非難している人がいるのではないでしょうか。そういう人がリアルでもネットでも暴れていると考えられます」
肩書だけでなく、年収も関係している。図Dは、炎上参加者と参加していない人別に、世帯年収の平均値を見たものである。炎上参加者の世帯年収は平均670万円であるのに対し、炎上に参加していない人は590万円。つまり、炎上参加者のほうが「裕福な人」が多いのだ。
「独身で教養が低く、ヒマを持て余しているネットのヘビーユーザーが、一日中パソコンの前で書き込んでいる……。炎上参加者にそんなイメージを持っていた人も多いかもしれません。しかし実際には、社会的地位がある程度高く、少し裕福な人のほうが炎上に書き込みやすい。炎上はどこか遠いところの人ではなく、身近にいるような『ちょっと面倒くさい上司』が起こしているのです」
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/256395
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