0001逢いみての… ★
2022/08/20(土) 22:59:47.55ID:CAP_USER* * *
もちろん、子供が通う学校のPTAとかでしか付き合いのない人たちなら、どんな仕事をしているのか分からないことも多いでしょうが、それでもたとえば私立の学校の場合であれば、「この会に参加している人はある程度の収入があって、学歴が高い人だろう」ということはなんとなく想像できるはずです。公立でも住んでいる場所から、同様の想像をする人はいるでしょう。仕事をしていても、その過程において、仕事相手のバックグラウンドを耳にすることはあり、都会に生きているとなぜか学歴や職業などを意識する機会が多いものです。
しかし、地方に移住したことで、そんなものどうでもよくなりました。別にどんな仕事をしていようが、学歴がどうであろうが気にならないし、あらためてこちらから聞く気もない。これは実に快適なものだと思いました。東京にいた時、誰かが出身大学を聞いているシーンを何度か見かけることもありましたが、私が唐津に移住してからは、そんな質問をする人は見たことがないし、そもそも過去の経歴など自分から話す必要もない。あくまでも、今現在、何を思っているか、ということで会話が成立する。
私自身も「多分、個々人の過去に過剰に立ち入らないことが、新しい街で生きる上で必要な作法なんだな」ということは分かっています。だから一切、学歴と、彼らの仕事に関する詳細を自分から聞かないようにしています。
そうした生活を続けて約2年経ったのですが、これが実に快適なんですよね。以前は「あの人は○○大学出身だから……」とか、「△△大学出て、××の仕事してるのに……」といった学歴に関する話をよく耳にしたものの、今は一切ありません。今現在、思っていることや、これから一緒にやる企画の話をしたりするようになる。
自分にかかわる人々のバックグラウンドをまったく気にしないで済む生活があるのだな、と新鮮に感じています。そもそも、東京にいた頃は、飲み仲間や友人は同業者が多かった。しかし、地方に住むと、同業者などまったくいない。そりゃそうです。ライター・編集者なんて、佐賀県で偶然遭遇することなんて滅多にない。
そういった理由からこれまで付き合ったことのない業種の人々と友人関係になるのですが、現在の友人はミカン農家、薬剤師、看護師、農協職員、飲食店経営者、大工、配管工などに従事する人々です。
そして、東京時代は、仕事の話を互いにしてなんとなく「探り合う」といった雰囲気があったのですが、全員がそれぞれ別の仕事に従事しているため、ライバル関係になく、ただ単に楽しいこと、むかつくことについて語り合う関係が生まれたのです。
私自身、元々「同業者のほうが友人関係になりやすい」と思っていたのですが、案外まったく業種が異なる人との方が仲良くできるのかもしれないな、と思うようになりました。決して同業者と付き合うことを否定しているわけではありませんが、異なる業種の人々と自然と付き合うようになると、「燃料費の高さがヤバい」やら「建築資材が高騰していてヤバイ」などといった、自分の仕事とはあまり関係のない話も聞けるようになり、新たな学びもあります。
そういった意味では、49歳を手前にした自分が多業種の方々と付き合えるようになったのは実に僥倖だったのではないか、と思うわけです。
以下ソース
https://www.moneypost.jp/940271
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