0001逢いみての… ★
2022/08/25(木) 23:14:43.58ID:CAP_USERそもそも、円安はなぜ起きたのか。経済学が専門の真壁昭夫・多摩大学特別招聘教授が解説する。
「円安・ドル高が進行した大きな理由の一つは、日本と米国の金利差が拡大したことです。米FRB(連邦準備制度理事会)がインフレ対策として利上げをする一方、日銀は金融緩和策を続けるために金利上昇を抑え込んでいる。一般的に為替相場では、金利の低い通貨から高い通貨へと投資資金が移動します。現状、主要投資家は金利が低い円で資金を借り、金利収入が期待できるドルを買っている。それにより円売りが増加し、円安の流れが強まったのです。
日本の貿易赤字が拡大したことも、円安の大きな要因です。日本の輸入企業は海外への支払いに充てるドルをより多く調達する必要があるため、円売り・ドル買いの動きが加速し、円の下落を招くことになります」
為替相場は7月末に1ドル132円台に戻したが、その後も130円台前半で推移している。今後、この円安状況は改善されるのか。東短リサーチのチーフエコノミスト・加藤出氏が言う。
「円安が一本調子で進む局面ではなくなったものの、円高局面に転換したと考えるのは時期尚早です。FRBが利下げに転じるのはかなり先と予想されるからです」
エネルギーから食料まで、あらゆる物品を輸入に頼る日本では円安による物価高が顕在化してきている。一方、世界各国でもインフレが進行中だ。
米国のインフレ率は今年5月に40年ぶりの高水準に達した。そのスピードは凄まじく、消費者物価指数はわずか1年で8.6%も上昇した。旅行系YouTuberのSU氏が言う。
「7月にグアムに行くと、ハンバーガーのセットが14ドル(約1860円=8月15日時点のレートで換算)、コンビニで買う500mlのコーラは1.8ドル(約239円=同)に値上がりしていました。レストランでの食事はモーニングセットが約2000円と、日本の倍くらいの感覚。
現地の人は給料も上がっていますが、日本人は給料が上がらないうえに為替が円安となり、ダブルパンチです。かつてグアムは『ハワイの半額で行ける』ことが売りでしたが、気軽に行ける観光地ではなくなってしまった。
現地の両替所には日本円の表示がないことも。代わりにスイスフランや豪ドル、シンガポールドルなどが躍り出ているのを見ると、円が弱くなったことを実感させられます。同じようなことは、バンコクやソウルでの滞在でも感じました」
前出・加藤氏はこう指摘する。
「つまり、日本円が“ジャンク通貨”になったということです。似た状況が2019年のスウェーデンで見られました。同国の中央銀行は日銀と同じくインフレ目標2%を掲げてマイナス金利を設定しましたが、過度なクローナ安を招き、国内の物価が上がりました。国民はそれに猛反発し、『クローナがジャンク通貨になった』と中央銀行を激しく糾弾、同年末にマイナス金利は解除されました。
対する日銀は、円安が日本の利益になるとの考えに固執し、物価上昇の後の賃金上昇を期待しています。しかし、安い円で収益が圧迫されている企業は多く、賃上げは広がりそうにない。経済政策は本来、国民の購買力の向上を目指すべきですが、今の日銀は円安によって購買力を殺いでおり、本末転倒です」
加藤氏は、実質実効為替レートから「過去20年で最も通貨価値が下がっているのは日本」だという。その影響は年末にかけて物価上昇というかたちではっきり見えるようになると予測する。
以下ソース
https://www.moneypost.jp/940387
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/